880: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:04:19.68 ID:kdA8uLchO
消化器が赤い水平の弧を描きながら偏平な頭部を打った。真鍋が振り抜いた消化器に頭部を殴られたIBMがよろめく。しかしスリッピング・アウェーで頭部を消化器と同一方向に反らしていたので倒れるまでにはいかず、佐藤のIBMはすぐに体勢を立て直しはじめる。
平沢が上向いた偏平の頭部に全弾叩き込む。
881: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:05:47.70 ID:kdA8uLchO
アナスタシアがIBM越しに敵を注視していると、肩を叩かれる感触が伝わってきた。
わずかに振り返ると、真鍋が拳銃を左に振っていた。拳銃を振った先には平沢がいて、真鍋と同じように拳銃を構えながら佐藤のIBMの前に立ちはだかっている。
882: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:07:18.14 ID:kdA8uLchO
平沢「仕掛けてくるぞ」
883: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:08:49.59 ID:kdA8uLchO
佐藤のIBMは年嵩の黒服の死体を囮としてプールに投げ込む直前に、ショルダーホルスターのポーチから予備のマガジンをくすねていた。そして、飛び道具を持っていることに気づかれないようにマガジンを口腔に隠したまま戦闘を続け、不測の事態に備えていたのだった。
自走するIBMは残りの銃弾を使って佐藤を起こすことにした。親指で弾き出された銃弾が音もなく帽子をかぶった頭に飛んでいく。
884: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:10:00.77 ID:kdA8uLchO
佐藤のIBMは真鍋のシグザウエルP220を右手で握り、目覚めの引き金を引いていた。 銃弾が帽子に焦げ目をつくる。
十指の欠けた手を脇腹にそえた姿勢での佐藤の眠りはまだ守られていた。
885: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:11:38.36 ID:kdA8uLchO
佐藤「え、やっちゃったの?」
886: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:12:42.50 ID:kdA8uLchO
佐藤「どのあたりが作戦だったんだ? 永井君」
永井が麻酔銃を撃つ。
887: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:13:49.64 ID:kdA8uLchO
戸崎「永井、聞こえるか? 完全封鎖完了。システムも破壊した」
888: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:14:49.35 ID:kdA8uLchO
佐藤が社長室に侵入する。すばやいクリアリング。安全を確認すると、佐藤は入口から来客用のスペースへと進む。
佐藤「この部屋……」
889: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:15:37.73 ID:kdA8uLchO
平沢「起きろ、永井」
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