新田美波「わたしの弟が、亜人……?」
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883: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:08:49.59 ID:kdA8uLchO

佐藤のIBMは年嵩の黒服の死体を囮としてプールに投げ込む直前に、ショルダーホルスターのポーチから予備のマガジンをくすねていた。そして、飛び道具を持っていることに気づかれないようにマガジンを口腔に隠したまま戦闘を続け、不測の事態に備えていたのだった。

自走するIBMは残りの銃弾を使って佐藤を起こすことにした。親指で弾き出された銃弾が音もなく帽子をかぶった頭に飛んでいく。

星十字のIBMが佐藤に覆い被さる。背中に銃弾が埋まる感覚。

佐藤のIBMがすぐさま次の行動に移る。肘にマガジンを持った右手をのせ安定させながら前進をはじめ、銃弾を指で撃ち出しつづける。

銃弾が絶え間なく背中にあたる。

頭部の崩壊は三分の一ほどまで進行している。

突如、銃弾の飛来が途切れる。

振り向くと、佐藤のIBMの姿が消えている。壁を引っ掻く音が耳に届く。

アナスタシアはIBMをその場から動かさず、じっと待つ。壁を引っ掻く音がピタッと止む。

一発の銃声がプール室に轟いた。



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