69:名無しNIPPER[sage]
2017/03/09(木) 01:06:46.69 ID:QnsYoMfx0
「提督ですか?」
天城だった。
70:名無しNIPPER[sage]
2017/03/09(木) 01:07:31.85 ID:QnsYoMfx0
12
「私の勝ちー、あはははは」
71:名無しNIPPER[sage]
2017/03/09(木) 01:08:31.80 ID:QnsYoMfx0
自分の部下たちは、鳥かごで上がってきていたようで待機中だった。
夕立が僕を見る。
「勝ったから」
72:名無しNIPPER[sage]
2017/03/09(木) 01:11:03.29 ID:QnsYoMfx0
13
サラトガ、
演習での勝利、
73:名無しNIPPER[sage]
2017/04/03(月) 22:24:01.47 ID:rbYudfL80
14
船は戻る。
そのはずだった。
74:名無しNIPPER[sage]
2017/04/03(月) 22:25:28.99 ID:rbYudfL80
その時だった。
北上が僕の手を引いた。
「提督」
75:名無しNIPPER[sage]
2017/04/03(月) 22:27:07.58 ID:rbYudfL80
北上は肩に置いた僕の手を払い言う。
「何のために私が工作艦になってまでここにいると思う?」
北上はそう言うと、俺をまっすぐ見る。
76:名無しNIPPER[sage]
2017/04/03(月) 22:28:34.18 ID:rbYudfL80
15
先遣した演習先の艦隊と敵の戦闘が始まったらしい。
凄まじい嫌悪感と、吐き気に耐えながら僕は指揮をとる。
77:名無しNIPPER[sage]
2017/04/03(月) 22:29:29.79 ID:rbYudfL80
16
ただ暗かった。
だが、冷たさから自分が海に落ちているのだと分かった。
記憶が、飛んでいた。
78:名無しNIPPER[sage]
2017/04/03(月) 22:30:14.68 ID:rbYudfL80
17
その音を聞いた時、僕はボートの上で彼女を見上げた。
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