86: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/09/28(水) 06:56:56.68 ID:NBdSDHsho
「こんにちは売春婦さん」
ビスマルク「……は?」
87: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/09/28(水) 06:59:53.91 ID:NBdSDHsho
ビスマルク「あ、あるに決まってるじゃない!」
「今の艦娘がやっているのは戦いなんかじゃなく、おままごとと一緒」
88: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/09/28(水) 07:02:45.00 ID:NBdSDHsho
グラーフ「だが単に情勢が変わったに過ぎない。何ら恥ずべきことではない」
「へぇ。開き直ってるわけ。自分の正しさを信じられているの?」
89: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/09/28(水) 07:04:55.36 ID:NBdSDHsho
結果として艦長の指示は無駄になった。
彼女は走り出し、海兵による包囲を力任せに突破すると瞬く間に甲板の手すりの上まで到達したからだ。
90: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/09/28(水) 07:09:14.22 ID:NBdSDHsho
夜 千葉沖 駆逐艦カイヨウ CIC
軍令部総長「何がどうなっている!」
91: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/09/28(水) 07:11:11.71 ID:NBdSDHsho
夜 千葉沖 交戦海域
戦闘機動で不自然に波立つ海面、波音をかき消す砲音、踊る女たち。
92: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/09/28(水) 07:14:10.29 ID:NBdSDHsho
朝 横須賀鎮守府 長官室 +13日
観艦式の騒動が収束して半日、手狭な長官室には四人の男たちが集まっていた。
93: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/09/28(水) 07:17:14.34 ID:NBdSDHsho
海軍大臣「ではでは、次官君に海軍声明の草案は任せるとして。何が起こったかを話しましょう」
軍令部総長「責任のやり場を優先して、原因と事態の把握を後回しとはなんとも」
94: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/09/28(水) 07:25:35.20 ID:NBdSDHsho
海軍大臣「まずは諸悪の根源である……比屋定さんの存在の確認と、その正体だ」
ウネビで何が起こったかをこの部屋のメンバーは把握していた。だからこそ、気になる。
95: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/09/28(水) 07:33:48.71 ID:NBdSDHsho
昼 横須賀基地 将官用の割り当て部屋
女はただ物憂げな表情で天井を見つめていた。
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