122:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:07:12.80 ID:Z+7xsjyT0
モモ「蒲原お姉さま…」
次に現れたのは、口がカマボコのような形をしたマキグソ、うんコロボックル四姉妹の長女サトミでした。
123:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:08:36.81 ID:Z+7xsjyT0
サトミ「そんなことはないぞモモ? うんこは見た目はちょっとアレかもしれないが、この世で最も気高い生き物なんだぞ」ワハハ
サトミ「何しろうんこはこの世界の全ての生き物の母のような存在なんだからな… うんこが無くてはこの世は成り立たないんだぞ?」
124:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:10:07.98 ID:Z+7xsjyT0
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125:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:11:35.46 ID:Z+7xsjyT0
モモ「まるで物語に出てくる海賊船みたいな立派な船っす。 中にお宝があるかもしれないっす!」
モモは、その船に乗り込んでみました。 ところが、中はボロボロに壊れており、乗組員の遺骸があちこちに転がっていて、まるで地獄のような有様でした。
126:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:13:13.55 ID:Z+7xsjyT0
モモは急いで城に助けを呼びに戻り、三人の姉を連れてきました。
サトミ「ひえぇ… こりゃ本当にヒドいな…」ワハハ
127:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:14:29.38 ID:Z+7xsjyT0
サトミ「人間はこの世で最も邪悪な生き物なんだぞ? そんな奴を助けてどうするんだ?」
モモ「え、だって、か、かわいそうっす…」
128:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:15:41.28 ID:Z+7xsjyT0
モモ「そんなこと今は関係ないっす! 目の前に死にそうな人がいるのに、それを助けないなんて・・・おかしいっす!!」=3
サトミ「な、なんだ、モモ? どうしてそんなにこの人間にこだわるんだ?」
129:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:16:59.21 ID:Z+7xsjyT0
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130:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:18:12.29 ID:Z+7xsjyT0
ゆみは初めこそ生死の境を彷徨うほどの重症でしたが、モモの必死の看病のかいあって、徐々に体は回復していきました。
しかし、それでもなかなか目を覚ましませんでした。
131:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:19:51.32 ID:Z+7xsjyT0
そして、ついにゆみが目を覚ます時がやってきました。
その時、モモはいつものようにゆみの傷の包帯を替えてやっていたのですが、ゆみが一瞬痛そうに顔をしかめ、次の瞬間に、パッと目を開いたのです。
132:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:21:01.79 ID:Z+7xsjyT0
それから、ゆみは目隠しをされたままですが、モモに色んな話をしてくれました。
彼女は一国の王妃でありながら、船で世界中のいろんな所を回っている冒険家なのでした。
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