130:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:18:12.29 ID:Z+7xsjyT0
ゆみは初めこそ生死の境を彷徨うほどの重症でしたが、モモの必死の看病のかいあって、徐々に体は回復していきました。
しかし、それでもなかなか目を覚ましませんでした。
スース―と、毎日ただ静かに眠り続けていました。
モモは、そんな風に眠っているゆみの顔を、うっとりとして見つめました。
モモ「綺麗な人っす… 長いまつ毛… 白いきめ細かな肌… しなやかな髪… つんと伸びた鼻筋…」
モモ「そして、真珠みたいになめらかな、朱い唇・・・///」ゴクリ
モモは、思わずその美しいゆみの唇に自分の口を合わせようとしましたが、ハッと思いとどまり、病室の鏡の前に立ちました。
その鏡の中では、もっさりとした茶色いうんこボディーが憎々しげにモモの方を見ていました。
モモ「・・・ああ… 私も人間の体だったら、良かったのになぁ…」ハア
モモは小さくため息をつきましたが、無言でゆみの点滴の空袋を外し、また新しいものと替えてやるのでした。
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