セーラ「うんコマ劇場Cやで!」爽「マジで」
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129:名無しNIPPER[saga]
2016/11/15(火) 21:16:59.21 ID:Z+7xsjyT0





〜荒川病院〜


ケイ「え? 困りますねぇ〜、うちは人間の治療なんかやってませんよーぅ?」


そのナースキャップをかぶったうんコロボックルは冷たく言い放ちました。


モモ「そ、そこを、なんとか・・・」ゼーゼー・・・

ケイ「そうは言っても… 仮に治療して治ったとしても、人間はうんこを嫌っとるからねぇ… 多分ビックリしてお金も払わずに逃げてくで」

モモ「お、お金なら私が払うっすから! お願いです! この人を助けてあげて下さいっす!!」


モモの必死の嘆願により、やっと、一番粗末な病室を使っても良いことになりました。

しかし、これといった治療をしてもらえるわけではなく、与えられたのは点滴のセット一つだけでした。


モモ「…みんな冷たすぎるっす… でも、私はあきらめないっす! 絶対この人の命を救ってみせるっす!!」


モモは、その病室に泊まり込んで、つきっきりでゆみの看病をするようになりました。

毎日点滴の交換をし、傷の包帯を替え、体を拭いてやり、下の世話までかいがいしくしてあげました。

三人の姉たちはそんな妹をあきれ顔で見ていました。

彼女たちは、きっと、モモはまだ子どもだから、ママゴトをする人形を手に入れたような気分なんだろう、と考えていたのです。


しかし、モモはそんな遊び気分でゆみの世話をしているわけではありませんでした。

そう・・・ 彼女は、人間の少女に恋をしてしまっていたのです。



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