384: ◆/D3JAdPz6s[sage saga]
2023/08/01(火) 23:58:57.28 ID:9Ps6NfVqo
アロエは肩を竦めた。
なにか引っ掛かる部分があるのに、自分でも正体がよくわからない。
385: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2023/08/02(水) 00:00:14.56 ID:kR8bLL1Xo
今回はここまでです。
保守してきてくださったみなさん、本当にありがとうございます。
ちゃんと完結させたいです!
それでは。
386:名無しNIPPER
2023/08/02(水) 00:52:45.46 ID:D/Nlj8Cr0
戻って来てくださってありがとうございます。
387: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2023/08/29(火) 22:54:13.09 ID:Bxagxrqso
今日は妙な日だ。
そわそわして、理由はわからないが落ち着かない。
388: ◆/D3JAdPz6s[saga sage]
2023/08/29(火) 22:55:48.32 ID:Bxagxrqso
ふうう、と意識して息を長く吐き出す。
足が痺れている気もするが、きっと気のせいだろう。
389: ◆/D3JAdPz6s[saga sage]
2023/08/29(火) 22:57:25.16 ID:Bxagxrqso
???『お前さんは、負けるといつもそんな顔になるなぁ』
私はその顔を見上げ、いや、睨みつけた。
390: ◆/D3JAdPz6s[saga sage]
2023/08/29(火) 22:59:47.78 ID:Bxagxrqso
試合用フィールドの真ん中あたりで、私はじりじりと立ち上がった。
薄曇のなんでもない天気、午後のなんでもない時間。
391: ◆/D3JAdPz6s[saga sage]
2023/08/29(火) 23:01:45.38 ID:Bxagxrqso
???『では、強くなるとは、どういうことだろうか』
???『お前さんにとっての、で構わん』
392: ◆/D3JAdPz6s[saga sage]
2023/08/29(火) 23:03:10.26 ID:Bxagxrqso
だから私は、彼に言い返したのだ。
『今更、そんなこと尋くんですか』。
393: ◆/D3JAdPz6s[saga sage]
2023/08/29(火) 23:05:28.45 ID:Bxagxrqso
彼と自分との間に、優劣を決定づけるほどの身長差はない。
体力や年齢を考えれば、むしろこちらの方がずっと有利であるはずだ。
394: ◆/D3JAdPz6s[saga sage]
2023/08/29(火) 23:07:26.92 ID:Bxagxrqso
レンブはぎくりと顔を上げた。
我に返ってみると、自分の心臓が銅鑼のように鳴っている。
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