99: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/24(水) 15:15:37.48 ID:YK8fSg1PO
***
さやか(さて……まどかにどう切り出そうかな)
さやかは、自分が契約したことをまどかにどう伝えるべきか、迷っていた。
100: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/24(水) 15:27:13.77 ID:YK8fSg1PO
さやか「おはよう、まどか」
いつもの通学路で、さやかはまどかに声をかけた。
まどか「おはよう、さやかちゃん」
101: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/24(水) 15:29:54.88 ID:YK8fSg1PO
さやか「えっ……そう? どう違うの?」
内心あわてながらまどかに問いかけると、返ってきた答えは斜め上のものだった。
まどか「なんていうか……真面目?」
102: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/24(水) 15:31:36.28 ID:YK8fSg1PO
まどか「……」
まどかは特に表情を変えず、一言だけ答えた。
まどか「……そっかぁ」
103: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/24(水) 15:33:51.28 ID:YK8fSg1PO
さやか「まどか……」
胸に込み上げてくるものがあった。
不覚にも、泣きそうになった。
104:名無しNIPPER[sage]
2016/02/26(金) 00:58:38.08 ID:Cfzof1wYO
いろいろ丁寧に進むな。乙
105:名無しNIPPER[sage]
2016/02/26(金) 10:16:31.41 ID:PMAfCNPBO
待ってる
106: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 05:59:01.98 ID:oa2aF0g3O
***
放課後、ほむらはとあるゲームセンターへ向かった。
目的は、佐倉杏子に協力を取り付けることだ。
107: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:00:01.18 ID:oa2aF0g3O
杏子「……」
信じさせるのは一苦労かと思ったが、案外あっさり信用したようだ。
こんな嘘を吐く意味のないことに気づいたのだろう。
108: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:02:37.78 ID:oa2aF0g3O
***
さやかが契約して、数日が過ぎた。
今までに数匹の魔女と戦ったが、幸いにも、それほど強い魔女はいなかった。
109: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:04:22.65 ID:oa2aF0g3O
さやか「よしっ、いける……!」
あと一撃で倒せる。
確信を持ったさやかは、複数の剣を同時に投げつけた。
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