ほむら「巴マミがいない世界」
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110: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:06:34.38 ID:oa2aF0g3O
さやかは、介入者、佐倉杏子に詰め寄った。

さやか「……あんた、何のつもりよ!」

杏子「お前こそ、どういうつもりだ? あれは使い魔だろうが」
以下略 AAS



111: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:09:10.98 ID:oa2aF0g3O
さやか「……本当に救えないわね、あんた」

杏子「てめえは勘違いしてんだよ。魔法少女が魔女と戦うのは正義のためなんかじゃねえ、生きるためだ。使い魔まで倒してたら、自分が苦しくなるだけだぞ」

さやか「だとしても、誰かが殺されるのをわかってて放っておけるわけないでしょ!」
以下略 AAS



112: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:11:26.78 ID:oa2aF0g3O
ふと、杏子の目付きが変わった。

まるで誰かの言葉を借りているかのような口調で、杏子はさやかに問いかけた。

杏子「……お前は誰のために魔法少女になったんだ? その男のためか? それとも……」
以下略 AAS



113: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:14:45.98 ID:oa2aF0g3O
さやか「……ッ!?」

瞬間、凄まじい殺気を感じた。

気づけば、さやかは弾かれたように杏子に斬りかかっていた。
以下略 AAS



114: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 19:41:12.92 ID:oa2aF0g3O
***

ほむら「……」

ほむらは、物陰に隠れてふたりの戦闘を眺めていた。
以下略 AAS



115: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 19:42:41.32 ID:oa2aF0g3O
ほむら(問題は、ここで私がどう動くべきかなのだけど……)

ほむらはわずかに逡巡したが、結論はすぐに出た。

ここは、関与しないのが得策だろう。
以下略 AAS



116: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 19:46:37.41 ID:oa2aF0g3O
だが次の瞬間、ほむらは自分の見通しの甘さを思い知らされた。


まどか「さやかちゃん!?」

以下略 AAS



117: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 19:49:35.24 ID:oa2aF0g3O
ふたりの戦闘に、明確に優劣が見られ始めた。

さやかは、反撃を仕掛けることすらできなくなってきている。

杏子が、槍を本来の形状、多節棍に変化させた。
以下略 AAS



118: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 19:52:29.45 ID:oa2aF0g3O
まずは、派手な登場をして皆の注目を集める。

まどか「ほむらちゃん!?」

さやか「転校生……?」
以下略 AAS



119: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 19:54:07.06 ID:oa2aF0g3O
杏子「……おい、どういうつもりだ」

ほむら「……」

何か答えたいが、まさか本当の理由を言うわけにもいかない。
以下略 AAS



120: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 19:57:41.85 ID:oa2aF0g3O
まどかには、ほむらと杏子の会話は聞こえていなかったようだ。
今も、さやかに呼び掛け続けている。

ほむらがまどかに近寄ると、それに気づいたまどかが顔を上げた。

以下略 AAS



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