末妹「赤いバラの花が一輪ほしいわ、お父さん」(最終章と後日譚)
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470: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:40:31.41 ID:bgu+yfMr0
王「……ふむ、魔法使いとしての罪か」

王「くくくく……本当に馬鹿馬鹿しい、全てはくだらない……はーっはっは……」

師匠「何がそんなにおかしいのだ」
以下略 AAS



471: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:42:53.09 ID:bgu+yfMr0
師匠「我々でさえ直接顔を合わせることは滅多にないお方ではあるが」

王「そして小国王家の監視者の長でもある」

王「子子孫孫が自分の教えを忘れ去っても、自分の願いとは異なる振る舞いをしても、見守るだけで放置せよ、と」
以下略 AAS



472: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:43:49.21 ID:bgu+yfMr0
王「挙句の果て、今こうして民の反乱に屈し……死を待つ身になった」

王「王妃も、同じように死んで行くのだろう?」

師匠「……ああ」
以下略 AAS



473: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:45:16.26 ID:bgu+yfMr0
王「……なんてな、俺の遺言をあれに伝える義務は貴様にはない、好きにしろ」

師匠「……」

王「またその顔か」
以下略 AAS



474: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:46:23.93 ID:bgu+yfMr0
師匠「っ!?」

幹部1「……幹部4、あのままでは王の暗示も、偽りの記憶も解けるところだった」

幹部2「君の集中力が乱れて、この場の魔力に影響を与え始めていたのだ」
以下略 AAS



475: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:47:30.36 ID:bgu+yfMr0
幹部2「王子に……罰を宣告するのだな」

幹部1「やはり幹部4しか出来ない役目だ」

師匠(王子……菫花……)
以下略 AAS



476: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:48:43.70 ID:bgu+yfMr0
師匠「そして、我々がお前達親子に何をしたか、改めて知らされたのだ」

王子「……」グス

師匠(顔は覆ったままだが……泣いているな、当然だ)
以下略 AAS



477: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:49:26.56 ID:bgu+yfMr0
師匠「綺麗事を並べてもそれが真実だ」

師匠「菫花と再会して数カ月、儂は話せなかった、まだ早いと、機は熟していないと思っていた」

師匠「……本当は、話したくなかった」
以下略 AAS



478: ◆54DIlPdu2E[saga]
2017/03/12(日) 01:50:33.35 ID:bgu+yfMr0
王子「……父上、母上」グシュ

王子「僕は……どうしたら」グスグス

王子「……僕は……どうしたいんだろう……?」グス
以下略 AAS



479: ◆54DIlPdu2E[sage saga]
2017/03/12(日) 01:52:33.20 ID:bgu+yfMr0
※ここまで。ごぶさたしてすみませんでした。余談ですが幹部1・2・3のうち、3だけは女性です。
師匠と同い年ですが見た目は凄く若いという誰が得をするんだ設定があったりする※


480:名無しNIPPER[sage]
2017/03/12(日) 02:22:45.84 ID:hD0AHnuUO

凄いな英雄王


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