魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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282: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/22(金) 00:13:39.36 ID:XCb4AxA00

近衛「神族と思われます。…何か聞き出しますか、それとも倒しますか?」

亀姫「……というよりも、既に死んでいるのでは?」

以下略 AAS



283: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/22(金) 00:14:15.24 ID:XCb4AxA00

亀姫「……閉じ込められていた割に、まるで事情を知っているかのごとく当たり前におっしゃいますのね」

神従者「ええ。ワタシは、魔族を逆撫でし天界へ差し向けた罪で、翼を毟られここに投げ捨てられましたから…。魔族が来る可能性を知っていました」

以下略 AAS



284: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/22(金) 00:14:46.60 ID:XCb4AxA00
亀姫「全てを魔族のせいにするシナリオ…だけれど万が一にも失策があっては困る。そうなった場合、“全てを彼の責任にする”という、保険」

近衛「それはつまり、“こちらに裏を読まれて行動されてしまったときの裏の手”ということですよね? そこまでしますか…? 単にこの者が嘘をついて言い逃れしているのでは…」

神従者「…っ! そんな、ワタシは決して嘘など…!」
以下略 AAS



285: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/22(金) 00:15:26.95 ID:XCb4AxA00

近衛「……くそ。この戦争、見えない部分のやりとりが多すぎませんか。ただの斬り殺し合いよりも、タチが悪いように感じます」

亀姫「目に見えるものに惑わされず、見えない真意を読み…そこに対応しなければ勝てません。どのような戦であれ、勝機を得るにはそれくらいの策謀は必要ですわ」

以下略 AAS



286: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/22(金) 00:18:56.87 ID:XCb4AxA00

亀姫「……近衛。堕ちた天使の娘といえば…もしやあの娘ではなくて?」

近衛「……ではまさか、天使殿の…?」

以下略 AAS



287: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/22(金) 00:19:23.63 ID:XCb4AxA00

亀姫が術を行使すると、神従者と近衛はお互いに跳ね飛ばされるようにして離れた。
結界が二人の間に展開され、無理に引き離したのだ。


以下略 AAS



288: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/22(金) 00:20:21.79 ID:XCb4AxA00

亀姫「…私達は、神の策謀を出し抜くための材料をさがしていたところですの…。ねえ、貴方、何かご存知ではなくて?」

神従者「そ、そんな。いくら神に欺かれ恨みを述べようとも、魔族に神を売り渡すなど出来るはずが……!」

以下略 AAS



289: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/22(金) 00:21:46.79 ID:XCb4AxA00

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天空宮殿・最上階
――天守閣
以下略 AAS



290: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/22(金) 00:25:04.00 ID:XCb4AxA00

神にとって、魔族とは忌々しいものだろう。
その姿絵を神聖とされる神の間への入り口に飾るものだろうか。


以下略 AAS



291: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/22(金) 00:32:23.80 ID:XCb4AxA00

魔王「もしや、言葉を語るのもつらいのか? 魔素の維持に集中せねばならないような状態で、戦にはならない。退いてよいのだぞ」

獣王「退かヌ…」グルル

以下略 AAS



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