魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/04/22(金) 00:20:21.79 ID:XCb4AxA00
亀姫「…私達は、神の策謀を出し抜くための材料をさがしていたところですの…。ねえ、貴方、何かご存知ではなくて?」
神従者「そ、そんな。いくら神に欺かれ恨みを述べようとも、魔族に神を売り渡すなど出来るはずが……!」
近衛「……売り渡すことになるような何かを、ご存知なのですね?」
神従者「!」
亀姫「時間もありませんし、誘導したり拷問にかけて吐かせる真似もできませんの。自分で決めて答えてくださいませんこと?」
亀姫「神と魔王…… どちらが勝つほうが、貴方にとって都合がいいのかしら?」
神従者「そ、れ……は…」
近衛(………)
目を泳がせ、ぶつぶつと懺悔の言葉を繰り返していた神従者。
見限って立ち去ろうとする亀姫を見ると、慌ててその背に縋りついた。
神従者「お、お教えしましょう…。神の策を。私に科せられた罪の仔細を……――ですからっ」
亀姫「……ええ。私たちの陛下なら、必ずや神を討ち、生き残ってくださいますわ」
神従者「ぁ、ぁぁ……」
胸の前で硬直して鬱血するほど堅く組み締められた手は、ガクガクブルブルと震え続けていた。
−−その祈りは、贖罪は、神を裏切る決意の表明にほかならないというのに
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