魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/04/22(金) 00:25:04.00 ID:XCb4AxA00
神にとって、魔族とは忌々しいものだろう。
その姿絵を神聖とされる神の間への入り口に飾るものだろうか。
魔王(……たとえば、救世の姿を描いた神に対比させ、地に堕とされる魔族を描くならわかる。だが、先ほど見えたこれは、どちらも同じような立ち姿)
魔王(……ただの悪趣味ならばよいのだが。神族が魔族をどう思っているのかなど…ここにきて想像するのは苦いものがあるな)
ガシャ…ギシ。
砕けた硝子を踏みしめ、魔王は階段を登る。
バサリとマントを広げなおし、腰元の刀を据えなおす。
階段を登りきった先は、宮殿の横幅いっぱいに広がった廊下。
その中央にある大扉の前、左右に広がった獣達が 魔王を待っている。
コツ、コツ、コツ……
グルル……
魔王「ほう。……さすがここまで来ると、漏れ出す浄気が多いな。開けられなかったのか」
獣王「……グルル」
獣王は、僅かに目線をそらして低く唸る。
その様子はつい先ほどまでの好戦的な獣の目をしていない。
魔王はそんな獣王の毛並みにそっと手を這わせ、忠実な臣下の様子を伺った。
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