魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
1- 20
229:名無しNIPPER[sage]
2016/01/22(金) 21:04:35.47 ID:AMOwP5Ngo
何度も読んでしまった


230:名無しNIPPER[sage]
2016/02/20(土) 17:58:34.27 ID:jPi62GgKo
まだか


231: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/02/23(火) 05:27:09.21 ID:zUoOI/kM0

―――――――――――


亀姫「……え! 近衛!」
以下略 AAS



232: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/02/23(火) 05:27:40.91 ID:zUoOI/kM0

まっすぐに目を見つめてくる近衛を確認して、
亀姫もまたしっかりと瞳を見つめて問いかける。


以下略 AAS



233: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/02/23(火) 05:28:16.30 ID:zUoOI/kM0

近衛「自分の持っているこのナイフ…ご存知の通り、衝撃の段階で大剣へと姿を変えるものです。これが大剣の状態になる時、浄気が動くそうなのです」

亀姫「……浄気を用いて作用するのなら、それは神界からもたらされたものに違いないと判断なされたのね」

以下略 AAS



234: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/02/23(火) 05:29:04.06 ID:zUoOI/kM0

亀姫「今回の神界戦争…陛下は思いつきだなんて仰っていられましたけど、陛下の中では以前よりお覚悟なさっていた事案なのでは、と」

近衛「! どういう事です」

以下略 AAS



235: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/02/23(火) 05:29:41.48 ID:zUoOI/kM0

亀姫「単純明快よね。神が“勇者”を作る理由は、どう考えても世を正すためですもの」

近衛「そう…そう、ですね。至極当然です。神は、自分に魔王陛下を討たせるつもりだったに違いありません」

以下略 AAS



236: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/02/23(火) 05:30:07.37 ID:zUoOI/kM0

亀姫「“勇者を作ったのは、地表の安寧の象徴にするため。決して魔をどうこうしようとした訳ではない”……ってとこかしらね」

近衛「……? 自分は、魔王陛下を討つためではなく… ニンゲン世界の平和の為に勇者になった、と?」

以下略 AAS



237: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/02/23(火) 05:30:53.27 ID:zUoOI/kM0

亀姫「……もし、ニンゲンが本当に魔に滅ぼされて…。その後で神が、“平和な世を目指す第一歩だった。独善的で横暴な魔は許せない”と魔に制裁を与え、ニンゲンの死を悼んだなら……近衛はどう思ったかしら?」

近衛「……ひどく…魔を、恨んでいた…? 憎んでいたかもしれない…」

以下略 AAS



238: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/02/23(火) 05:31:39.05 ID:zUoOI/kM0

近衛「……っ そうか、この場で本を書いていた彼もまた、その駒の一人ということか。神に窮地を助けられた、信仰心の厚い小僧……」

亀姫「ええ、そうでしょうね。“神はニンゲンを救おうと努力していた”と語る、生き証人。都合良く後世に残る“神の偉業を讃える伝記”の作成者の役割を与えられたのですわ」

以下略 AAS



239: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/02/23(火) 05:32:27.56 ID:zUoOI/kM0

近衛「天と地に挟まれた地表を離れ、自立させてくださったのが魔王陛下です! だからこそ自分は魔王陛下に従っている…!」

近衛「院も陛下も悪行など働いていない! 踏みとどまり、逆に永遠に守ってくださっているのです!」

以下略 AAS



494Res/366.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice