魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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20
224
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:27:54.16 ID:/1IMYSK40
亀姫はスと手のひらを合わせて、黙祷をささげた。暗い結末を感じたのだろう。
平然と神殺しを行う一面を持ちながら、見も知らぬ誰かの不幸な死を自然と悼む亀姫に、近衛は苦笑する。
以下略
AAS
225
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:30:12.45 ID:/1IMYSK40
――――――――――――――――――――――
院--先代魔王は、在位中に 地表の国を侵略した。
その国は占術により、勇者の生まれ郷になるといわれた国だった。
以下略
AAS
226
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:30:39.47 ID:/1IMYSK40
――あの日、自分の街に大挙して乗り込んできた魔物達。
当時の近衛には、魔物達が現れた理由が分かっていた。
以下略
AAS
227
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:33:51.79 ID:/1IMYSK40
悪夢のような惨状の中を、助けを求めて、妹の手をひいて走った。
街の中を走れば、誰もが自分の顔を知っていた。
そうして誰しもが呪いの言葉を投げてきた。
以下略
AAS
228
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:35:00.78 ID:/1IMYSK40
滅ぼされそうな世界
追い詰められた自分
刺された腹から滲む血
以下略
AAS
229
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/01/22(金) 21:04:35.47 ID:AMOwP5Ngo
何度も読んでしまった
230
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/20(土) 17:58:34.27 ID:jPi62GgKo
まだか
231
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:27:09.21 ID:zUoOI/kM0
―――――――――――
亀姫「……え! 近衛!」
以下略
AAS
232
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:27:40.91 ID:zUoOI/kM0
まっすぐに目を見つめてくる近衛を確認して、
亀姫もまたしっかりと瞳を見つめて問いかける。
以下略
AAS
233
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:28:16.30 ID:zUoOI/kM0
近衛「自分の持っているこのナイフ…ご存知の通り、衝撃の段階で大剣へと姿を変えるものです。これが大剣の状態になる時、浄気が動くそうなのです」
亀姫「……浄気を用いて作用するのなら、それは神界からもたらされたものに違いないと判断なされたのね」
以下略
AAS
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