やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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496:名無しNIPPER[sage]
2017/11/13(月) 05:57:35.97 ID:BX8OkaCDO



497:
2017/11/18(土) 22:48:16.09 ID:ilkksX3J0
 両方ネタじゃねえか!

 2、よりは……1を選んだ方が面倒にならなくて済むか? ……いや俺は何を考えているんだ。どっちも結局面倒だろ……。

奏「お前たちのその幻想をぶち壊す!」
以下略 AAS



498:
2017/12/02(土) 23:35:54.40 ID:Yihjs7B50
雪乃「甘草くん。とりあえず座ってくれるかしら。邪魔なのだけれど」

奏「あ、はいごめんなさい」

 素で謝っていた。秒で。
以下略 AAS



499:
2017/12/23(土) 23:52:58.17 ID:3Fc34ll60
 その後、メンタルをボロボロにされた海浜幕張の生徒たちは、話の流れをあまりよく理解していない一人を除いて帰ってしまった。

かおり「お疲れー」

生徒B「お、つかれー……」
以下略 AAS



500:
2017/12/31(日) 22:24:32.75 ID:QLSv32Uz0
雪乃「どこかで……」

八幡「もう覚えてないのかよ……」

雪乃「人の脳には、不必要な記憶と必要な記憶を分ける機能があるのよ」
以下略 AAS



501:
2018/01/07(日) 15:35:23.02 ID:HyXKpmxv0
いろはす「あの……」

 翌日、一色さんが部室にやってきた。

 雪ノ下さんに「今回だけと言ったでしょう? もうこれ以上関わる必要はないわ」と圧力をかけられ、今日も行く気だった俺・八幡・由比ヶ浜さんはおとなしく部室で暖を取っていた。
以下略 AAS



502:
2018/01/14(日) 21:23:36.03 ID:Em6pIGNZ0
雪乃「……」

八幡「……で? なんだ。部長の意向だし、愚痴くらいなら聞いてやる」

いろはす「だから依頼ですってば! 今回は解決してほしいとかじゃなく、単に人員が少なすぎるので手伝ってほしいってことなんですけど」
以下略 AAS



503:
2018/01/20(土) 23:22:13.65 ID:r/8Wa9gr0
雪乃「……どういうことなのかしら」

 雪ノ下さんが頭痛をこらえるようにこめかみを抑えながら行った。

いろはす「そちらには優秀なスタッフがいるようだから、別に僕たちがいなくともなんとかなるだろう! 幸運を祈るグッドラック! だそうです」
以下略 AAS



504:
2018/02/03(土) 22:40:09.37 ID:TlBG9dnF0
静「私からも説明しよう」

八幡「……平塚先生」

 ガラッと戸を開けて入ってきた平塚先生が話し始めた。
以下略 AAS



505:名無しNIPPER[sage]
2018/02/08(木) 11:55:24.04 ID:bVrfk/F3O
2かな


506:
2018/02/10(土) 17:32:58.41 ID:UaIpxUsY0
 結婚は……諦めてくれ……っ! ごめんなさい……!

奏「それじゃあ、ブレインストーミングを始めようか!」

 平塚先生以外からすごい目で見られてしまった。これでゾクゾクする趣味はないんだ……。
以下略 AAS



507:
2018/02/17(土) 10:08:06.00 ID:wmwHju3a0
結衣「ゆきのん……。ゆきのんと一緒だと心強いんだけどな……」

 由比ヶ浜さんの上目づかい! 雪ノ下さんに効果は抜群だ!

雪乃「……」
以下略 AAS



508:
2018/02/25(日) 12:14:41.97 ID:ldzWIq2m0
静「さて。そうと決まればさっそく始めてもらおう。一色、資料を」

いろはす「もってきますね〜」

 ぱたぱたと一色さんが部室を出ていった。
以下略 AAS



509:
2018/03/03(土) 12:14:54.49 ID:PWI2A0Lb0
 一色さんが資料を持ってきて、おおまかな役割を確認した。

奏「けっこうしっかり配分されちゃったね……」

 帰り道。俺と八幡は並んで帰っていた。
以下略 AAS



510:
2018/03/11(日) 14:25:29.31 ID:7FOdsJ2h0
生徒「各所への、変更に関するお知らせとお詫びの文書、送り届け終わりました! 来ていない返事は2件、確認した返事は了承のみです!」

雪乃「そう。了承いただけて良かったわ。報告次」

いろはす「はい。次は私から。再調整したスタッフの当日の仕事の割り当てが終わりました。表にまとめましたので、改めて全員自分の役割を確認しておいてください」
以下略 AAS



511:
2018/03/24(土) 13:30:56.74 ID:BWZliUXS0
静「甘草」

 昇降口で平塚先生に声をかけられた。

静「少しいいか。いや、別にまた今度でもいいんだが」
以下略 AAS



512:
2018/03/31(土) 22:00:16.40 ID:yHHjEa7+0
静「三人の様子はどうだ?」

奏「三人とは、八幡、雪ノ下さん、由比ヶ浜さんのことでいいですか?」

静「ああ。お前から見て、どう思う?」
以下略 AAS



513:
2018/04/20(金) 18:33:49.62 ID:+H9xiQVN0
静「ここからは独り言だから気にするな。溝ができるほど関りを持てたのだと言うべきか、それともまだ他人を排斥しようとしているのか。難しいところだな。どう動くか、それとも動かないのかすら、大人で、教師の立場の私からすれば難しい」

奏「……」

 独り言と言いながら、しっかりと俺に聞かせている平塚先生の意図は、よくわかる。
以下略 AAS



514:
2018/05/17(木) 21:33:59.88 ID:Ib2J+Kgr0
 問題が山積みで、開催すら一時危ぶまれていたクリスマスパー−ティーも、参加する小学生たちの協力もあったりして、なんとか進んでいった。

 12月の寒空の下、街に地域住民の方々に向けてのパーティーのポスターを貼っていく。

 かじかんだ指先に息を吹きかけ、和らぐことのない凍てつきをごまかしていた。ショコラやふらのや謳歌は、風邪なんかひいていたりしないだろうか。
以下略 AAS



515:
2018/06/10(日) 17:13:07.86 ID:zDTNS4tN0
八幡「奏」

 ポスターもあと一枚というところで、近くを同じようにまわっていた八幡と遭遇した。

奏「あ、八幡。ポスター張りどう?」
以下略 AAS



516:
2018/07/28(土) 22:20:33.05 ID:i/CXddmh0
 自販機に温められた缶を手の中で転がしながら、俺は八幡と談笑いながら帰り道を歩いた。

 ポスターを貼るのはすぐ終わった。というか、ふとした拍子に八幡と帰ることが増えてきた気がする。帰る場所は同じなんだから、タイミングが合えば一緒に還るのは当然と言えば当然なんだけど。

 このポスターを町の人に見てもらって、高校生が企画したイベントに来てもらい、地域の人たちとの交流をする。半ば押し付けられてしまったようなこの企画も、なんとか体裁ができてきた。ポスターを貼る許可をもらったりすることも交流の一つだった。
以下略 AAS



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