やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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2018/07/28(土) 22:20:33.05 ID:i/CXddmh0
 自販機に温められた缶を手の中で転がしながら、俺は八幡と談笑いながら帰り道を歩いた。

 ポスターを貼るのはすぐ終わった。というか、ふとした拍子に八幡と帰ることが増えてきた気がする。帰る場所は同じなんだから、タイミングが合えば一緒に還るのは当然と言えば当然なんだけど。

 このポスターを町の人に見てもらって、高校生が企画したイベントに来てもらい、地域の人たちとの交流をする。半ば押し付けられてしまったようなこの企画も、なんとか体裁ができてきた。ポスターを貼る許可をもらったりすることも交流の一つだった。

奏「そういえば八幡、よくポスター貼らせてもらう許可とれたよね」

八幡「俺ができないのはパリピみたいな日常会話だ、馬鹿にするな」

奏「自慢じゃないなぁ……」



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