448: ◆DTYk0ojAZ4Op
2016/03/28(月) 01:41:58.41 ID:IMgzJVX60
***
その日の鉱山都市には大雨が降りしきり、
449: ◆DTYk0ojAZ4Op
2016/03/28(月) 01:43:54.62 ID:IMgzJVX60
外からは雨音が絶え間なく耳に届く。
魔法使いである彼女の耳は、その中に微かに紛れる、聞き慣れぬ物音をも聞き分けた。
450: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2016/03/28(月) 01:44:54.44 ID:IMgzJVX60
魔女「外套はそこにかけておくといい。
濡れたままでは辛いだろう?」
451: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2016/03/28(月) 01:45:33.10 ID:IMgzJVX60
客人2人の服を干し、
茶を新たに沸かし、3人は机を囲む。
452: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2016/03/28(月) 01:46:42.76 ID:IMgzJVX60
憲兵「その前にひとつ質問だ。
君を狙う学院執行部を退治した手間賃として答えてくれ」
453: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2016/03/28(月) 01:47:49.64 ID:IMgzJVX60
魔女「未経験では、ない。
雷魔法は実在する」
454: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2016/03/28(月) 01:50:06.44 ID:IMgzJVX60
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455: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2016/03/28(月) 01:51:26.39 ID:IMgzJVX60
見習「…お見事、残り6名。
N7323、W318、
456: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2016/03/28(月) 01:52:49.25 ID:IMgzJVX60
部下「お疲れ様でした。
支部長一人ですか?」
457: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2016/03/28(月) 01:53:49.77 ID:IMgzJVX60
「ま、…待ってくれ!頼む!解放してくれ!!」
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