41: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:37:29.83 ID:tNq3pxyB0
背の翼を広げた瞬間、まるで空気抵抗を感じさせないように、デーモンは空へと飛び去ってしまった。
それを確認し、女性が掲げた手を振り下ろすと、
42: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:38:21.31 ID:tNq3pxyB0
勇者「それ、なんの事か、わかる?」
43: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:40:08.01 ID:tNq3pxyB0
戦士「!!!!!」
44: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:41:04.27 ID:tNq3pxyB0
兵士「兵長、戻りました。町内に魔物は残っていないようです。
………デーモンの死体も、ありませんでした」
45: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:41:54.31 ID:tNq3pxyB0
魔女の魔法によるものなのか、
部屋に損傷はほぼなかった。
46: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:43:03.08 ID:tNq3pxyB0
魔女『うおっほん。えー、戦士。戦士、いるんだろう?』
47: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:43:59.05 ID:tNq3pxyB0
魔女『さて、私が死んだ時という事は、君にいくつか伝えた事があるはずだ。
…君を遺していってしまう、という状況は、できれば、…避けたい。
48: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:45:04.46 ID:tNq3pxyB0
魔女『これには、命の危険が伴う。
…だから言うべきじゃ、ないんだ。
49: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:46:58.67 ID:tNq3pxyB0
魔女『……………君を置いて、去ってしまう事を、どうか許してほしい』
50: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:47:55.26 ID:tNq3pxyB0
魔女『…そう、長生き、してほしい。
……君は、私の宝物だ。
51: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:50:53.27 ID:tNq3pxyB0
魔女『ふふ。実は今日は、君と初めての、星見なんだ。
…これでは、情報が不十分だ。
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