46: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:43:03.08 ID:tNq3pxyB0
魔女『うおっほん。えー、戦士。戦士、いるんだろう?』
戦士「!?あ、あれ?魔女?お前、どこから、」
魔女『この映像は過去のものだ。
いつ君が見るかわからないから、曖昧にしておこう』
戦士「…すり抜ける?」
ダイニングの机に、見慣れない青いドーム状の針金細工と、
水晶球が置いてある。
魔女『この魔法の発動条件はふたつだ。
ひとつは、魔力供給が絶たれること。
私が生きている限り魔力は供給されるから、
…つまり私が死んだ時だね」
戦士「……………お前」
魔女『もうひとつは、…あるものを持った人間が、
ある壁に触れる事。
…戦士、君が見ていてくれたら、嬉しい』
戦士「…見てるよ。俺、だ」
魔女『ふふふ、そしてこの魔法は、過去の映像を映写するものだ。
発動条件の設定は、私が考案したんだ!凄いだろう?
水晶球からの映写は当たり前に行われているが、
特定の条件を組み込んだ術式は私にしか使えないんだ。
これが意外と便利なんだぞ』
戦士「…ああ。凄いよ、お前は。…ほんとうに」
585Res/472.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20