33: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:30:44.11 ID:tNq3pxyB0
魔神「この傷の代償は大きいと思え。
…不意を突こうとするとは、名が傷つくぞ」
34: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:31:21.68 ID:tNq3pxyB0
戦士「く、そおおおおおお!!!!」
35: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:31:56.07 ID:tNq3pxyB0
――――それはほんの、星の瞬きのような刹那。
36: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:33:09.87 ID:tNq3pxyB0
戦士「………ぁ、」
37: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:33:58.08 ID:tNq3pxyB0
詭弁だ。
神託などあるわけがない。
38: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:35:09.57 ID:tNq3pxyB0
「―――!!!!!」
39: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:35:49.10 ID:tNq3pxyB0
だが、それにも終わりが来る。
女性は大剣の渾身の一撃を捌き切れず、吹き飛ばされ―――
40: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:36:33.42 ID:tNq3pxyB0
眼球を焼くような閃光。
鼓膜が引き裂かれるような雷鳴と、
41: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:37:29.83 ID:tNq3pxyB0
背の翼を広げた瞬間、まるで空気抵抗を感じさせないように、デーモンは空へと飛び去ってしまった。
それを確認し、女性が掲げた手を振り下ろすと、
42: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:38:21.31 ID:tNq3pxyB0
勇者「それ、なんの事か、わかる?」
43: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:40:08.01 ID:tNq3pxyB0
戦士「!!!!!」
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