【ゴッドイーター2】隊長「ヘアクリップ」
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168: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/10/22(木) 02:10:43.34 ID:IxHqraCLo

「……ナナ?」

「大丈夫?もうすぐ目標地点だよ」

以下略 AAS



169: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/10/22(木) 02:16:03.06 ID:IxHqraCLo

「――私とギルが前衛、シエルは後方射撃、ナナはまず近接射撃で間合いを計って」
「初期位置からの移行タイミングは各自、臨機応変に……開幕はシエルに任せるよ」

「了解しました」
以下略 AAS



170: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/10/22(木) 02:19:09.99 ID:IxHqraCLo

一連の攻撃が煩わしいのか、虎型は苛立たしげに息を荒げ、全身に青白い雷を纏う。
私達は瞬時に飛び退き、直後に発生した、虎型の周囲を覆う電磁場から身を逃れた。
これを隙と見たアラガミは後方へ大きく飛びあがり、背部のマント状の器官を展開させる。
扇状に広がったマントと頭部の間には雷球が生成され、軽やかな宙返りと共に、それは放たれた。
以下略 AAS



171: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/10/22(木) 02:22:40.46 ID:IxHqraCLo

この調子だ。
このままいけば、誰も傷つくことなく、任務を終える事ができる。
そんな私の慢心を即座に打ち砕くかのように、オペレーターからの報せが届く。

以下略 AAS



172: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/10/28(水) 01:18:26.45 ID:3YDezVExo



『……このままでは、アラガミの合流は避けられませんね』

以下略 AAS



173: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/10/28(水) 01:23:45.69 ID:3YDezVExo

ギルの言葉で、あの日の記憶が想起される。
私が手を伸ばさなかったばかりに、彼は手の届かない場所へ行ってしまった。
結果だけを見れば、仕方のない事だったのかもしれない。
どうしようもない事だったのかもしれない。
以下略 AAS



174: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/10/28(水) 01:28:50.30 ID:3YDezVExo

「……そろそろだな」

ギルに応じ、"ブラッド"は付近の建造物の、その壁沿いに寄り集まった。
この先に、討伐目標がいる。
以下略 AAS



175:名無しNIPPER[sage]
2015/10/28(水) 04:29:51.27 ID:Y0PJK7K10
隊長が心配になる…でも隊長かわいいよ隊長


176: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/11/22(日) 02:03:21.70 ID:+my5+5nCo

顔を失ったもう一体もそれに呼応し、展開したマントから雷球を生成する。
狙いもなく、単調に放たれるそれだけなら、まず当たることはないけど、相手は2体だ。
相手を定められる視覚を持った虎型が、その強靭な四肢を躍動させ、私に迫る。
右からは雷球、左からは質量攻撃。
以下略 AAS



177: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/11/22(日) 02:05:23.75 ID:+my5+5nCo

これは他の刀身パーツにも対応している機構で、例としては槍型のオラクル気流や、槌型のブースト機動といったものがある。
しかし、短剣型にはその設計思想のために、そうした機構を搭載できるだけの余剰スペースがない。
なので、移動用に割り切ったものとして、短剣型は神機から発生する"オラクル細胞"を用い、大気中に小さな壁を生成する。
この壁は一つの行動に一回しか生成できない代わり、神機使いの脚力に一度は耐え、空中での移動を可能とする。
以下略 AAS



178: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/11/22(日) 02:07:25.61 ID:+my5+5nCo

無数の"オラクル細胞"で構成されたアラガミを律する、捕喰行動という名の本能。
その、偏食傾向に拠らない上辺を刺激し、誘発させるのが、先ほど私に投与されたフェロモン物質だ。
ナナの"血の力"ほどの効力はなくとも、これで一定時間アラガミを引き付けることはできる。
私が細胞自体に刺激を与える囮となったことで、無貌の視覚のハンデを解消させてしまったのは痛いけど、
以下略 AAS



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