71: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/05/31(日) 23:55:42.59 ID:hjBFLqMX0
72: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/05/31(日) 23:56:44.46 ID:hjBFLqMX0
フラン「……」ペラッ
73: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/05/31(日) 23:57:30.43 ID:hjBFLqMX0
フラン「……」ペラッ
74: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/05/31(日) 23:59:17.78 ID:hjBFLqMX0
フラン「One little indians boy left all alone; He went and hanged himself and then there were none.
(一人残ったインジャン・ボーイ その子が出てって首を吊り そして誰もいなくなった)」
75: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/01(月) 00:00:38.50 ID:aLofG+8n0
数分ほど香りを堪能した後、彼女は転がって今度は仰向けになる。
天井にはこぢんまりとしたシャンデリアがぶら下がっており、部屋を仄かな灯りで照らしていた。
無論、それは蝋燭を使うような古臭いものではなく、LEDを用いた近代的なそれであるが。
76: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/01(月) 00:05:32.30 ID:aLofG+8n0
しかし、こうして家の外に一歩も出られなくなったのはいつ以来だろうか。
いや、正確には一歩も『出なくなった』と表現した方が正しいか。
77: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/01(月) 00:06:31.55 ID:aLofG+8n0
兎にも角にも、彼女はある意味一大決心をして行動を移したわけだが、残念ながら決意は裏切られることになる。
どういうわけか今度は姉の方が『フランドールの外出は許可しない』と言い始めたのだ。
それを目の前で言われた時、フランドールは愕然とした。
78: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/01(月) 00:07:45.53 ID:aLofG+8n0
――――いっそのこと家をぶっ壊して、そのまま何処かに消えてしまおうか。
あまりの苛立ちに、邪な考えが時折脳裏に過ぎることがある。
が、それを実際に敢行するに至るまでの感情が起こることはなかった。
79: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/01(月) 00:09:36.98 ID:aLofG+8n0
確か、冷たい飲み物が冷蔵庫の中にあったはずだ。
水でも牛乳でも紅茶でも何でもいい。コップ一杯の冷えた飲み物が欲しい。
部屋を出た彼女は、それだけのことを考えながら台所へと足を動かした。
80: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/01(月) 00:11:10.65 ID:aLofG+8n0
やがてフランドールは、部屋に備え付けられた大きな冷蔵庫の前に辿り着く。
相変わらず、この家に似つかわしくない無骨な姿である。
81: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/01(月) 00:13:26.01 ID:aLofG+8n0
フラン(お姉さまってば、仕事の人とかメイドとかに会っている時はいつも格好良く振る舞ってるけど……)
フラン(私から見たら、もの凄く変なんだよね。 ほんと、バカみたい。 我が儘なくせに……)
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