とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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73: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/05/31(日) 23:57:30.43 ID:hjBFLqMX0

フラン「……」ペラッ



黙々と本を読み進めていくフランドール。ページを捲る音だけが部屋に響き渡る。
外の喧噪すら聞こえてこない静かな室内。静かさのあまり耳鳴りが聞こえてきそうだ。


今のフランドールの様子は、年頃の女の子にしては少々大人しすぎるようにも見える。
普通であれば居間でテレビを見たり、携帯電話で友達と会話したりとそれなりに騒々しいものだ。
親と一緒に住んでいるなら自省の念が働くであろうが、ここは住民の大半が学生である学園都市。
一人暮らしが当たり前なこの街で、自身を律することが出来る子供は果たして何人いるだろうか。


このように、自分の部屋で読み物をしているだけでも珍しい部類と言えるが、
それに加えて彼女が読んでいるのは『文学小説』。『漫画』のような一般の学生が良く見るものではない。
アガサ・クリスティ作の『And Then There Were None(そして誰もいなくなった)』である。
いい年をした大人が好むような推理小説を彼女は読んでいるのだ。
『文学少女』と言えば聞こえは良いが、当麻やインデックスと一緒にいた時の様子とは全くといって良いほど真逆であった。




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