エグゾーダー | WARD LIVE MEDIA PORTAL https://wardlivemedia.com/interview/%e3%82%a8%e3%82%b0%e3%82%be%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%bc/ ― パンテラとの比較についてはウンザリされているかもしれませんが、今回フィル・アンセルモと一緒にやっているマージが参加しているというのはとても興味深いことだと思いました。
ヴィニー:確かに奇妙だね。だけど、パンテラ対エグゾーダーみたいな図式は誤解だよ。誰も怒ってなんかいないんだから(笑)。90年代に入って、メディアが対立を煽りたてただけさ。それ以前はインターネットなんかもなかったし。インタビューで誰が誰をこきおろした、なんてすぐに大きな見出しで記事になることはなかっただろ。比較されるのは構わないけどさ、俺たちはビッグなバンドではなかったし、所属していたレーベルも小さくて、さらにそのレーベルでも最優先のバンドではなかった。もし、あくまで「もし」だよ、パンテラにせよ他のバンドにせよ、俺たちが影響を与えたのだとしたら、それは光栄なことだよ。そのことで気分を害したりなんていうことがあるはずがない。俺たちが腹を立てているなんてとんでもない誤解だよ。誰でも簡単な計算はできるだろ?俺が言いたいのは、85年当時、俺は自分が何をやっているかはわかっていた。だけど、他の人たちが何をやってるかはわからなかったということ(笑)。「Desecrator」とか、『Slaughter in the Vatican』に収録された曲はどれも、85年〜87年の間に書かれた。リリースされたのは90年だけどね。レーベルとの問題とか、色々と厄介なことに遭遇しなくてはいけなかったから、メインステージに出て行くのに時間がかかってしまった。いずれにせよ、比較されるのはうれしいよ。メタルのサブジャンルを作り出すことに貢献したのだとしたら、俺はきちんと仕事をしたんだということさ。これ以上望むものはないよ。