過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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597
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/25(木) 22:07:39.24 ID:IBUOjwEUo
>>596
【データに関して怪しい点も特異な点も存在しない、信用に足には十分すぎるほどに】
【 "水の国" と "櫻の国" の海路を使っての取引、富嶽会の持つ "シマ" があれば容易い事だろう】
【黒鉄は煙草をもみ消す、胸ポケットから新たな一本を取りだして、静かに火を付けた】
以下略
598
:
霧崎
◆KP.vGoiAyM
[sage saga]
2018/10/25(木) 22:50:13.42 ID:vMHSs+Gi0
>>597
【霧崎は男の話をきいてようやく笑った。此処まで仮面のような無表情と人斬りの目だけ向けていたが】
【ようやく別の表情を見せた。ふん、と鼻で笑うと】
以下略
599
:
黒鉄
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/25(木) 23:02:38.64 ID:IBUOjwEUo
>>598
【威圧的な姿であった、成程確かに越えてきた修羅場の数は圧倒的に違うのだろう、────】
【けれども、それは黒鉄にとって、自らの申し出を取り下げる程の理由にはならなかった】
【──── 唇の端を微かにつり上げた、小さく歪む心を隠して】
以下略
600
:
霧崎
◆KP.vGoiAyM
[sage saga]
2018/10/25(木) 23:28:15.39 ID:vMHSs+Gi0
>>599
【霧崎は脚をテーブルから下ろした。振り切ったようにタバコをもみ消して。メガネを指先で押し上げる】
―――前向きに検討しましょう。後のことはそこの若い衆に任せているのでこき使ってやってください。
以下略
601
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/25(木) 23:41:18.01 ID:IBUOjwEUo
>>600
【 ────、霧崎が出て行くまで、彼は口元を閉じている、それはまるで沈黙こそ正解だと言いたげに】
【その背中が見えなくなって、それからもうしばらく、──── 無呼吸で潜水をする感触に似ていた】
【そうして、大きく、──── 肺の底から入れ替える様に深く、息を吐くだろう】
以下略
602
:
霧崎
◆KP.vGoiAyM
[sage saga]
2018/10/26(金) 00:03:08.09 ID:zo8d34Gj0
>>601
【会長が決めたことに異議を唱えるものは居ない。誰もがその意思決定がくだされた瞬間に行動する】
【裏の世界特有の強引さで多少のトラブルも解決してしまう。スムーズにことは今後、進んでいくことだろう】
以下略
603
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/26(金) 00:09:02.96 ID:E87c3u2Mo
>>602
【──── 鋭い眼光であった、射貫く様な、とはこの為にある表現だと思ってしまう程に】
【黒鉄は身震いする、暴力に恐れは感じない、──── 彼が感じ取ったのは別であった】
【それは "忠誠" これほどまでに鍛え抜かれた男達が置く、全幅の信頼】
以下略
604
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/26(金) 00:21:53.76 ID:E87c3u2Mo
【──── その場所は 『水の国』 の一等地にあった】
以下略
605
:
◆1miRGmvwjU
[saga sage]
2018/10/26(金) 00:48:10.31 ID:iOCbCrj80
>>604
【 ─── 上等な黒いビジネススーツに身を包み、淡い紺色のネクタイを締めたその男は、クルミの杖をついて現れる。】
【壮年の男であった。色素の抜けかけた黒髪をオールバックに撫で付け、余りを結んで背中に垂らしていた】
【気の抜けたように垂れる目尻をしていた。それは微笑であるようにも見て取れた。ただ焦茶色の双眸ばかり、酷く炯炯としていた】
以下略
606
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/26(金) 01:02:22.41 ID:E87c3u2Mo
>>605
【────、曰く "女狐"、曰く "魔女"、──── 聞く噂は悪辣に次ぐ悪辣、多くはデマや噂の範疇は超えないが】
【少女にも見えるその横顔、その年齢で "議員" である事そのものが、その存在の不気味さをかき立てる】
【前 "与党法務部長" ヨハネス=ロトゥノカイトが退任したのも、一説によると彼女の手腕であるとの事であったが】
以下略
607
:
◆1miRGmvwjU
[saga]
2018/10/26(金) 20:39:17.63 ID:He2YXqOA0
>>606
【老いたるダークブラウンの瞳孔に映り込んで、尚も儚げな乙女の実存。それでいて宿すのは、偏なフラジャイルのみならず】
【己れの持つ強かさと愛らしさを、十全に理解している人間の声音。 ─── 返されゆく言葉に、無精髭の顎先が小さな首肯を返す】
【成るほど高潔であると後藤は理解した。少なくともノヴレス・オブリージュの何たるかを解す女性であると認識した。然らば】
以下略
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