過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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497:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/30(木) 20:51:40.01 ID:XVlk0voU0
【海岸――砂浜】
【風の涼しげな夜だった、夏の終わるときの温度が満ち満ちたなら、真っ暗な海面、ざあざあ静かな波の音だけがして】
【そうしたなら砂浜には主人の見えないいくつかの足跡、人間のもの、大型犬らしきもの、あちら側まで、リボンを掛け渡したように記すなら】

――――、あら、いい風ね、そろそろ秋かしら。早く冷えてくれるといいんだけど……。
以下略



498: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/30(木) 22:12:26.39 ID:Kh1W6Ydc0
>>495

【「たぶん、それが懸命だ。」言うだけ言って、幾らか激昂も治まったらしい。いずれ知るのかもしれないと、そいつはどこかで思っていた。】
【 ──── そうして伸ばされる手には顔を綻ばせた。素直に笑うなら中々に可愛いじゃないか。あの子が好きそうだ。そこまでは、口にせずとも。同じように左手を伸ばし、然し】

以下略



499: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 22:19:18.54 ID:59JYIIzIo
>>496
/まだいらっしゃったりしますか?


500: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 22:19:46.30 ID:59JYIIzIo
>>487




501: ◆moXuJYo6C0cW[sage saga]
2018/08/30(木) 22:22:27.09 ID:gRNqNiY/o
>>499
/はい、おりますー!


502: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 22:26:28.15 ID:59JYIIzIo
>>487

【空想から虚実を経て、現実へと舞い戻る、話の展開はさながら神曲じみては居たが、思いの外大胆に】
【外堀から埋める後藤のロジック、然りと言葉を重ねるのにリーイェンもためらいは無かった、けれども】
【暫し沈黙を返す、望まずとも与えられる加虐に似ていた】
以下略



503: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/30(木) 22:34:01.79 ID:41OD3myL0
>>498

…………………………ッ、

【ぎち、と歯を食いしばる音を響かせた。握るなら、あの子よりもよっぽど細い輪郭をわからせるのだろう】
以下略



504: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 22:34:33.78 ID:59JYIIzIo
>>496

【宵の影が伸びる落陽の果て、囀る声も徒に溶けた夢中夢の作用にも似て】
【ネオンを浴びた夜の群れ、鏤めた色取り取りのイミテーションに、微かな憂鬱すらも見果てぬ様に】
【揺れ動く心理の如く、残した心の行く先をその手で辿る様に】
以下略



505: ◆moXuJYo6C0cW[sage saga]
2018/08/30(木) 22:52:17.13 ID:gRNqNiY/o
>>504
ん……?

【最初に沸き上がったのは、言うまでもなく警戒であった。この状況のすべてにそぐわない】
【お世辞にも治安がいいとは言い難い、ニューロンシティの夜市の近く。それも路地裏】
以下略



506: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/30(木) 22:57:44.45 ID:Kh1W6Ydc0
>>502



「 ─── 無論ながら種々の隠滅は幾らでも出来たろうし」「だったら、"敢えてそうしなかった"と考えるべきかな。」
以下略



507: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 23:17:51.39 ID:59JYIIzIo
>>505

【──── 彼女はと言えば、その頬に柔和な笑みを浮かべて、真っ直ぐに男を見つめていた】
【透き通った瞳であった、純度の高い水が掌を空かしてしまう作用に似て】
【硝子細工の眼鏡越しに注がれるだけでも、全て見透かしているかの様に】
以下略



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