過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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508
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/08/30(木) 23:18:25.04 ID:59JYIIzIo
>>506
/はーい! 長時間お疲れ様でした!
509
:
◆1miRGmvwjU
[saga]
2018/08/30(木) 23:30:38.41 ID:Kh1W6Ydc0
>>503
【好きになれないのは恐らくそいつも同じだった。 ─── 同族嫌悪? いやいやそんな筈はない。】
【ただイカれ具合で言えば自分もこいつも大差ないんだろうと確信していた。そのくらいで丁度よかった。真っ当な神経してて得はしない仕事だ。】
【意地の張り合いはどちらが解くともなく終わって、 ─── 白百合のような手指には、紅く腫れ上がる残月の痕迹が、5つほど残るのだろう。お互いに何も言わぬまま。】
以下略
510
:
◆moXuJYo6C0cW
[sage saga]
2018/08/30(木) 23:39:34.29 ID:gRNqNiY/o
>>507
【その瞳は、やはりあのクラブで見た上流階級の誰とも違っていた】
【あまりにも透明な、水面がそこにあるのかと見誤ってしまいそうなほどに】
【眼鏡の奥から注がれるその視線は、己の闇の中に隠した矮小な本性を、すでに透かしているかのようだった】
以下略
511
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/08/30(木) 23:51:42.89 ID:59JYIIzIo
>>510
【而るにこの試みは戯曲で、例えるのなら詩のない慟哭に近いのだろう】
【フードの下にある異形、彼女の双眸は其れを捉えて確かに、色をくすませる】
【絹糸の様な柔肌に奔る緊張、頬に浮かぶ艶の色合いは、語り部たる雫の所以】
以下略
512
:
◆S6ROLCWdjI
[sage saga]
2018/08/30(木) 23:55:13.89 ID:41OD3myL0
>>509
【笑われるのが気に食わなかった。あの子を傷つけたくないから嫌だ、くらい言ったらどうなんだって思った】
【自分からそうしろって言ったくせに。自分で自分が何を考えてるんだか、よくわからなくなって、腹が立つ】
【そこまで考えて――もうなにを言われても腹が立ってしまうんだろうな、という結論に至る。むなしい。溜息を吐いて】
以下略
513
:
◆moXuJYo6C0cW
[sage saga]
2018/08/31(金) 00:15:26.63 ID:uvp2pAyzo
>>511
【彼女の透明な瞳が揺れたのと同様に、異形の三つ目もまた紡ぎ出される言葉を聞いて揺れていた】
【その気品ある振る舞いと、言葉の端々に感じ取れる上に立つ者の気配を、鋭敏に感じ取った故に】
そうだろうな。この国で散々暴れまわってきた顔だ。見た目の醜さと相まって、たいていの人間にとっては憎悪の対象だろう
以下略
514
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/08/31(金) 00:28:04.57 ID:soC7z7+mo
>>513
【眼鏡越しに映る表情が変わる、薄化粧の空の下、描く白粉に瞬く頬紅が僅かな愉悦を見せて】
【正しく聡明であった、彼女の綴る泡沫の中に、確かな証明を描き出す程には】
【彼女は小さく頷く、而るに其れが肯定の証であるから】
以下略
515
:
◆moXuJYo6C0cW
[sage saga]
2018/08/31(金) 00:46:50.22 ID:uvp2pAyzo
>>514
【この状況でどこか楽しんでいるような。愉悦の色すらも見て取れるとなれば】
【いよいよもって、彼女を舐めてかかることなど出来はしない。彼女が握る権力がどれほどかは知らないが】
【間違いなく、その地位に足りないということはあるまい。それだけの人物だ】
以下略
516
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/08/31(金) 01:06:39.94 ID:soC7z7+mo
>>515
【──── 目の前の男は百戦錬磨、魑魅魍魎の跋扈する社会を生き抜いてきた傑物なれば】
【存外に大きな獲物が掛かったと彼女は内心思った、それを表情に出す術さえ知らないけれど】
【僅かに目を細めた、少しでもその輪郭を辿る様に、と】
以下略
517
:
◆moXuJYo6C0cW
[sage saga]
2018/08/31(金) 01:27:45.20 ID:uvp2pAyzo
>>516
【そう、彼女からすれば獲物の一つ。たとえ、混沌の闇を地虫の如くしぶとく生き抜いてきた異形であっても】
【そんな彼女の内心は知らずとも、細められた目は異形の畏怖心を刺激するには十分であった】
少なくとも、私に関しては誰かの責任などではないさ
以下略
518
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/08/31(金) 01:47:55.61 ID:soC7z7+mo
>>517
【──── 淑やかに彼女は笑う、そこに浮かぶ微笑は、朝焼けに溶ける幻みたいに】
【朝靄の中に浮かび上がる夜露の名残に似ていた、或いは、生まれ落ちたばかりの無垢白】
【穢れ無き新雪を思わせる柔肌に、白百合の様な風情を添えtなら、きっとその微笑みの足下に及ぶのだろう】
以下略
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