過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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293: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/15(水) 21:38:24.74 ID:5c2+aIKh0
>>290


   「 ──── 動くな。」

以下略



294: ◆moXuJYo6C0cW[sage saga]
2018/08/15(水) 22:03:05.81 ID:tpxzroHlo
>>292
ひ、ひいぃ……ふざ、ふざけんなよ……!! 戦場ならともかく、何で地下に騎士が出んだよ……

【確かに物語の中から出て来たかの如き、騎士の姿。肉屋は思い起こす。彼女の父もそうであったと】
【戦場に身を躍らせる、というより騎士が躍るその場所こそが常に戦場となると言うべきか】
以下略



295:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/15(水) 22:04:24.75 ID:sjRjwy2T0
>>293
【――女性が声を掛けたのと殆ど同じ瞬間。既に事切れていた神父の舌が口からダラリと垂れ下がる……かと思えば、ブルブルと震えだし】
【こぼれ落ちるのは虫。ムシ。むし。柔らかで美味しい部位を全て食い尽くしてしまったのか、其れ等は神聖な礼拝堂を這い回り】
【或いは、女性の足元にも群がり始めるのだろうか。服の隙間から入り込み、小さな小さな牙で新鮮な肉に孔を空けようとも】

以下略



296: ◆9VoJCcNhSw[sage saga]
2018/08/15(水) 22:18:18.47 ID:CqbJXNkd0
>>294

【部屋の中には尚数人の手下。そしてその奥、装置の向こうにボスらしき人物】
【眼の前のカニバディールは膝をついて――おそらく感電しているのだろう】
【盾にしていて正解だった、なんて非道い事を内心思いながら更に周囲を見極める】
以下略



297: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/15(水) 22:24:30.92 ID:5c2+aIKh0
>>295

【 ─── その内面は恐らく、単なる少女のそれでしかないのだろう。であれば眼前に範図を拡げる光景の生理的嫌悪感は如何許りであったろうか。】
【であれば青い瞳を引き絞り、ただ睨視するのが少女にとっての限界だった。 ─── 狂気者の理屈は、きっと彼女の聞き入れられる所にはない。】

以下略



298: ◆moXuJYo6C0cW[sage saga]
2018/08/15(水) 22:46:53.45 ID:tpxzroHlo
>>296
【酷い、とはカニバディール本人を含めた誰も責めるまい。異形は自身のために自身の意志でここに立つ悪党であり】
【ベアトリクスの彼女にとっては敵であるのだから。むしろよくやったと、褒めてくれるかもしれない】

【電気は父親同様、彼女にとっても弱点。ゆえに、おそらくは得意なのだろう】
以下略



299:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/15(水) 22:50:57.74 ID:sjRjwy2T0
>>297
【ばらまかれる銀の粒。女性を捕まえんとして居た腕達はその悉くが千切れ、爆ぜ、溶ける事だろう】
【それ故、目論見通りに距離を稼ぐ事には成功する。――さて、少女はと言えば。“見えない”】
【その強烈な閃光に灼かれたか、無数の金属片に刻まれ形すら残さずに朽ちてしまったか】
【ぐしゃり――何かの臓物が壁から落ちた音。ぴちゃり、ぴちゃり――天井から滴る血の音】
以下略



300: ◆9VoJCcNhSw[sage saga]
2018/08/15(水) 23:09:59.25 ID:CqbJXNkd0
>>298

【手応え、あり――人が倒れ、がらがらと檻が切り落とされ、コイルは火を吹いて】
【そうなればカニバディールの巨躯の影で、騎士は片膝を付いて息を吐いた】
【その額にはびっしりと、汗。強力な魔装とはいえ、その使役には魔力を使う】
以下略



301: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/15(水) 23:10:54.19 ID:5c2+aIKh0
>>299

【硝煙の向こう、少女は一つ歯軋りした。忌々しげに顔を歪めた。殺せていない。仕留められていない。血に湿った足音が聞こえる。】
【"勝てない"。 ─── 嫌な結論が脳裏を過る。深く息を吐いて頭を振る。余計な思考を振り払う。目の前の事実にだけ集中する】
【それでも、手を出してはいけないものに手を出してしまったことを後悔する。少女の異能が引き起こしうるのは、直接的な物理破壊のみ。】
以下略



302: ◆moXuJYo6C0cW[sage saga]
2018/08/15(水) 23:26:03.42 ID:tpxzroHlo
>>300
【少女自身も、全くの無傷とはいかず。強大な力の行使には、相応の代償が必要なのだろう】
【しかしながら、狙ったものだけを一閃で両断する、という離れ業を、この年齢で】
【彼女の父は、自分を許さないだろう。自分にとっても、彼女の父はきっと目障りな敵であり続ける】

以下略



303:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/15(水) 23:44:38.97 ID:sjRjwy2T0
>>301
【此処は礼拝堂。神聖な場所。神の加護を授かりし場所。――本当に?】
【まるで地獄だ。死者が生者を羨み、引き摺り込もうとする場所だ。“何か”が爆ぜる。然れど其れを確かめる余裕は無いだろうか】
【“何か”が立ち上がる。若かし其れに視線を送る気力はあるだろうか。“何か”が這いずる。だが其れを聞き取れる程に鼓動は静まっているだろうか】
【ヌルリとした感触。血なまぐさい臭い。未だに血液が循環しているかのような温かさ。それはきっと、女性――否、少女の全身を包んでいる筈】
以下略



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