過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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289
:
◆9VoJCcNhSw
[sage saga]
2018/08/15(水) 20:43:23.67 ID:CqbJXNkd0
>>288
【カニバディール――この肉屋と自分の母親の関係を、少女は知らない】
【故に僅かな間にも気付けなかった。ならば――まあ、それで良いのだろう】
【今は内輪もめしている場合ではないし、既に敵は目前なのだ】
以下略
290
:
名無しのパー速民
[sage saga]
2018/08/15(水) 21:14:20.96 ID:sjRjwy2T0
【其処は恐らくつい先日まで教会、と呼ばれていた場所】
【と、言うのも。ステンドグラスと思われるその鮮やかなガラスには人の肉だ臓物だとかがベッタリと叩き付けられていて】
【張り付けの救世主を象った大きな十字架には其処の神父であろう男が貫かれて居た】
【内装の全ては穢れこそしていても破壊されたモノは一つも無い。或いは戦闘にすらならなかったのかもしれないけれど】
以下略
291
:
◆moXuJYo6C0cW
[sage saga]
2018/08/15(水) 21:17:38.68 ID:tpxzroHlo
>>289
【マルタでの戦いでは、僅かながらに共闘したこともあるが。だからといって、事実は変わらない】
【特に、自分がいない間に新妻を傷つけられたあの男が、自分をどう思っているのかは明らかだ】
【肉屋にとっては幸運なことに、知らぬが仏で事は進む】
以下略
292
:
◆9VoJCcNhSw
[sage saga]
2018/08/15(水) 21:34:06.45 ID:CqbJXNkd0
>>291
ハッ……!テメエら、"騎士"ってモンが物語の中に住んでるとでも思ってんのか?
戦場に於いて、如何に死なないかってのを追求した装備なんだぜ
以下略
293
:
◆1miRGmvwjU
[saga]
2018/08/15(水) 21:38:24.74 ID:5c2+aIKh0
>>290
「 ──── 動くな。」
以下略
294
:
◆moXuJYo6C0cW
[sage saga]
2018/08/15(水) 22:03:05.81 ID:tpxzroHlo
>>292
ひ、ひいぃ……ふざ、ふざけんなよ……!! 戦場ならともかく、何で地下に騎士が出んだよ……
【確かに物語の中から出て来たかの如き、騎士の姿。肉屋は思い起こす。彼女の父もそうであったと】
【戦場に身を躍らせる、というより騎士が躍るその場所こそが常に戦場となると言うべきか】
以下略
295
:
名無しのパー速民
[sage saga]
2018/08/15(水) 22:04:24.75 ID:sjRjwy2T0
>>293
【――女性が声を掛けたのと殆ど同じ瞬間。既に事切れていた神父の舌が口からダラリと垂れ下がる……かと思えば、ブルブルと震えだし】
【こぼれ落ちるのは虫。ムシ。むし。柔らかで美味しい部位を全て食い尽くしてしまったのか、其れ等は神聖な礼拝堂を這い回り】
【或いは、女性の足元にも群がり始めるのだろうか。服の隙間から入り込み、小さな小さな牙で新鮮な肉に孔を空けようとも】
以下略
296
:
◆9VoJCcNhSw
[sage saga]
2018/08/15(水) 22:18:18.47 ID:CqbJXNkd0
>>294
【部屋の中には尚数人の手下。そしてその奥、装置の向こうにボスらしき人物】
【眼の前のカニバディールは膝をついて――おそらく感電しているのだろう】
【盾にしていて正解だった、なんて非道い事を内心思いながら更に周囲を見極める】
以下略
297
:
◆1miRGmvwjU
[saga]
2018/08/15(水) 22:24:30.92 ID:5c2+aIKh0
>>295
【 ─── その内面は恐らく、単なる少女のそれでしかないのだろう。であれば眼前に範図を拡げる光景の生理的嫌悪感は如何許りであったろうか。】
【であれば青い瞳を引き絞り、ただ睨視するのが少女にとっての限界だった。 ─── 狂気者の理屈は、きっと彼女の聞き入れられる所にはない。】
以下略
298
:
◆moXuJYo6C0cW
[sage saga]
2018/08/15(水) 22:46:53.45 ID:tpxzroHlo
>>296
【酷い、とはカニバディール本人を含めた誰も責めるまい。異形は自身のために自身の意志でここに立つ悪党であり】
【ベアトリクスの彼女にとっては敵であるのだから。むしろよくやったと、褒めてくれるかもしれない】
【電気は父親同様、彼女にとっても弱点。ゆえに、おそらくは得意なのだろう】
以下略
299
:
名無しのパー速民
[sage saga]
2018/08/15(水) 22:50:57.74 ID:sjRjwy2T0
>>297
【ばらまかれる銀の粒。女性を捕まえんとして居た腕達はその悉くが千切れ、爆ぜ、溶ける事だろう】
【それ故、目論見通りに距離を稼ぐ事には成功する。――さて、少女はと言えば。“見えない”】
【その強烈な閃光に灼かれたか、無数の金属片に刻まれ形すら残さずに朽ちてしまったか】
【ぐしゃり――何かの臓物が壁から落ちた音。ぴちゃり、ぴちゃり――天井から滴る血の音】
以下略
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