映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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17:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:24:06.88 ID:e+s7r/2n0

「悪かったとは思ってるよ」

「え?」彼女は首を傾げていた。

以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:25:39.53 ID:e+s7r/2n0

「どうして映画の誘いを受けたんだ?」
そう尋ねた矢先に、そろそろ撮影を再開すると
誰かの声が聞こえてきた。

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:27:13.32 ID:e+s7r/2n0

「だから素直に嬉しかったんです。はじめはもちろん驚きましたけどね」

ヒツジはこの春に大学に進学をしたが
人見知りな性格のためかあまり環境に馴染めずにいたらしい。
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:35:30.86 ID:e+s7r/2n0

「それなら私も頑張れそうです」
彼女はそう言ってベンチから立ち上がった。

「そろそろ戻ります。お話し聞かせてくれてありがとうございました」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:36:12.29 ID:e+s7r/2n0

それから、意外にも撮影はトラブルなく順調に進んでいった。

ヒツジは初めこそ演技に慣れてはいなかったが
少しずつセリフを飛ばすことも減っていった。
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:39:00.88 ID:e+s7r/2n0


その日は、空き教室に俺と彼女だけが残っていた
ちょうど撮影も終わりを迎えようとしていた頃のことだ。

以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:39:49.19 ID:e+s7r/2n0

「ここの人達を通じて友達がたくさんできましたよ」

「変な連中ばっかりだろ」

以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:41:41.84 ID:e+s7r/2n0

「私もどうしていいか分からなかったんですけど、
気付いたらその人はもういなくなっていたんです」

「それで?」と俺は尋ねた
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:43:25.47 ID:e+s7r/2n0

「先輩は最近どうですか?」

「そうだなあ」俺は一度頭を巡らせてみる。

以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:47:56.18 ID:e+s7r/2n0

「だけど、それならどうして映画研究会に入ったんですか?」

「入学したての頃は文芸部に入ってたんだ。だけど肌に合わなかったな」
思えば、あの頃は本を心から楽しめていなかったんじゃないかな。
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:50:30.62 ID:e+s7r/2n0

「なあ、ひとつ聞いてもいいかな」

「はい。なんでしょう」

以下略 AAS



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