35: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:09:53.99 ID:acICW3jd0
煤だらけのランタン頼りの薄暗い部屋を、杖先から放たれる強烈な閃光が容赦なく照らす
「目がぁぁぁあああああ!!!!」
36: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:16:06.40 ID:acICW3jd0
「クソ!!裏切りやがったなァ!!」
(;T)そ「わぁぁ!?助けて初月!!」
五十鈴「瑞鶴!!」
37: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:17:01.74 ID:acICW3jd0
初月「残機減ってなくね?やったじゃん」
(;T)「良くない!!!!!!!内臓バラバラになったかと思ったんだからね!!!!!!」
38: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:18:20.78 ID:acICW3jd0
初月「お許しください皇女殿下。この者はドジで空気読めず言葉遣いも儘ならない可哀想な子なのです」
瑞鶴「それに不器用でガサツ」
五十鈴「オマケに意地っ張りで短気」
39: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:19:03.19 ID:acICW3jd0
初月「目が腐った……次、五十鈴どうぞ」
瑞鶴「口頭で説明だけして」
ビスマルク「二年も前の話よ。突如、あの珍妙な兵隊を率いて現れた『最悪の魔女』が、全土の王国領内を支配したのは」
40: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:19:38.62 ID:acICW3jd0
ビスマルク「と言っても、釈明出来るほどの大層な理由なんてないわ。私、盗賊崩れのクズが大嫌いなの。それだけ」
(;T)「ええ……?」
41: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:20:38.50 ID:acICW3jd0
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42: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:21:13.04 ID:acICW3jd0
瑞鶴「何がいて、何を持ってくれば良いの?」
「黙って聞いてろ。順に説明する」
43: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:22:07.24 ID:acICW3jd0
ビスマルク「これはあくまで伝承なのよ。最初から頼りに出来るような代物じゃなかったの」
初月「そうやぞ。徳川埋蔵金アテにするようなもんや」
瑞鶴「初月の姿で可愛くない関西弁やめて」
44: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:22:42.13 ID:acICW3jd0
初月「金玉を三つ集めたらどこに向かえばいいんだ?」
瑞鶴「提督アンタもう初月の間は喋んないで」
ビスマルク「もう一度ここに戻ってきて頂戴。最後に向かうのは、メスガキ王国地下のカタコンベよ」
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