ダンテ「学園都市か」前時代史(仮)
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92:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:59:59.06 ID:XVB8s0iW0

そうして『果実』を巡る大騒乱が始まった。

多くの悪魔がこぞって樹を育てようとし、
また競争相手の樹を破壊して妨害、
以下略 AAS



93:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:00:32.98 ID:XVB8s0iW0

とはいえ、もちろん最後まで傍観するつもりはなかった。

侵犯者らも果実の力に惹かれていたのは同じであり、
くわえてアルゴサクス、アビゲイル、
以下略 AAS



94:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:01:10.09 ID:XVB8s0iW0
そうしてついにその時が訪れた。

この侵犯者同士の果実競争においては、
武力も当然重要であるが、
第一には情報収集と行動の早さが帰趨を決した。
以下略 AAS



95:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:01:36.27 ID:XVB8s0iW0
その効果は誰しもが想像した以上だった。
半分食しただけでも彼の武力はアルゴサクスと同等なまでに昇華し、
加えてOMNEたる『創造』の力もより完璧かつ強大に。

もはやこの時点でも
以下略 AAS



96:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:02:06.29 ID:XVB8s0iW0

ただし、その原理を理解していたのは
当時はジュベレウスらオリジナルOMNEたちのみであり、
こうした果実の詳しい原理を理解していたのも
ムンドゥス自身含めて魔界にはいなかった。
以下略 AAS



97:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:02:32.99 ID:XVB8s0iW0
魔界における全ての主導権を掌握したムンドゥスは、
瞬時に次なる行動に移った。
まずはクリフォトの大樹をことごとく刈った。
己につづく『果実』獲得者の出現を防ぐために。

以下略 AAS



98:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:02:59.35 ID:XVB8s0iW0

こうして侵犯者たちの新序列が定まった時点で、
魔界におけるムンドゥスの覇は事実上確定した。
残る下々の平定など彼にとって片手間でも易かった。

以下略 AAS



99:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:03:45.30 ID:XVB8s0iW0
15a 魔界の動向 頂点の者たち

こうして魔界はムンドゥスのもと統一された。

ただし平和が訪れたわけではなかった。
以下略 AAS



100:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:04:16.11 ID:XVB8s0iW0
反乱が発生したとき、魔帝はまず
反乱者が力と自信を蓄るのを静かに待った。
そして自ら挑戦してきたところで、ようやく魔帝は力を見せつけて、
高ぶっていた反乱者の闘志と自信を粉砕した。

以下略 AAS



101:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:04:42.55 ID:XVB8s0iW0

こうした魔帝の趣向は、魔界の価値観からしても外道とされ、
この世界においてですら彼は暴君と呼ばれたほどだった。
しかしそのような憎悪は魔帝をより喜ばせるだけだった。

以下略 AAS



102:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 01:05:09.76 ID:XVB8s0iW0
この魔帝に次いで権勢を振るったのは、
やはりアルゴサクスである。

彼がムンドゥスから攻撃を受けず、
さらには魔界第二の地位を得ていた理由は、
以下略 AAS



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