ダンテ「学園都市か」前時代史(仮)
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23:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:23:31.81 ID:XVB8s0iW0
大勢はいよいよ目に見えて逆転しはじめた。

当初は光側が圧倒して終結すると思われていた戦乱は、
クイーンシバ覚醒と魔族の増幅現象によって
光が攻勢を強めるほど闇も勢いを増すという悪循環に陥っていった。
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:24:06.24 ID:XVB8s0iW0
光側が優勢だった頃では、
魔の内乱は確かに光側にとって有利ではあった。
しかしクイーンシバが目覚め、戦況も拮抗しはじめてからは
その意味は正反対となった。

以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:24:33.05 ID:XVB8s0iW0
5 魔の頂点

残った侵犯者はわずか四柱とはいえ、
その武威は超越の域であり、
彼らの総合武力は侵犯者が数百柱いた時代を遥かに上回っていた。
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:24:59.74 ID:XVB8s0iW0
最終戦争に対する姿勢も四柱それぞれ異なっていた。

アルゴサクスとムンドゥスは支配欲に塗れていたために
原初OMNEの後継を称するジュベレウスに強い敵愾心を抱き、
それゆえ光との戦乱にも積極的だった。
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:25:32.46 ID:XVB8s0iW0
ムンドゥスは『創造』の力によって事実上不死だったものの、
当時は武力においては上位二柱に遥かに劣っていたため、
もし相対すれば最終的には封印か拘束され、
永遠に成すがままと成るしかなかった。

以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:25:59.11 ID:XVB8s0iW0
6 最初にして最強の堕天者

ジュベレウスは、厳密には天界統治者の身分ではなかった。
実際の天界統治は、彼女から権限を授かった別の者が担っていた。

以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:26:28.08 ID:XVB8s0iW0
そしてそのジュベレウスも認める力量によって、彼は天界統治を担った。

多才ゆえに業務も体制管理だけではなく、
原初時代の知識を集積しての保存作業から、神殿や聖域の設計、
果てには日常細事の相談役まできわめて多岐にわたった。
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:26:54.35 ID:XVB8s0iW0
しかし、当初はそのような噂など些末事であった。
戦争前期における天界の圧倒優勢、
それへの彼の多大な貢献はこの陰を容易く掃っていた。

だがクイーンシバが目覚め、「魔界」が完成し、
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:27:20.97 ID:XVB8s0iW0
しかしこれはあくまで噂、
そして天界の結束は噂程度で揺らぐものでもなかった。
また、疑念を抱きつつも彼を慕う者も多く、反感一色とも程遠かった。

だが結果から言うならば、彼は失脚を免れなかった。
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:28:01.97 ID:XVB8s0iW0
個々の武力はロダンのみならず他の神々にも劣っていたが、
彼らはジュベレウスによって創り出されたために
彼女の恩恵を特に強く受けられ、
その光の意志に沿うかぎり、力量を超えた絶大な力を扱うことができた。
いわば彼らは、ジュベレウスの超越的な武力を代理行使できた。
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:28:32.63 ID:XVB8s0iW0
この件は穏便に済ませることはできなかった。
なぜなら四元徳は、ジュベレウスに正式直訴する前に
その旨を天界中に宣言したからである。

彼らはあえて天界全派閥を巻きこんだ騒動とすることで、
以下略 AAS



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