竈門炭治郎「俺も……兄ちゃんも、お前が大好きだぞ」竈門禰?豆子「むー」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 22:48:58.05 ID:kZJ1f/dCO
「なあ、炭治郎」
「ん? どうした、善逸」

遠方の任務地に向かう道すがら、日が暮れる前に中継地点である藤の花の家紋の家を訪れた俺たちはそこで休ませて貰っていた。

以下略 AAS



3:名無しNIPPER
2021/09/13(月) 22:53:44.77 ID:kZJ1f/dCO
すみません
禰?豆子の名前が文字化けしてましたね
もちろん、「ねずこ」と読みます
禰豆子と書けば読めますでしょうか?
以下、本編です


4:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 22:58:22.35 ID:kZJ1f/dCO
「禰豆子は基本的に働き者だ」

鬼となる前、禰豆子は弟や妹たちの面倒をよくみてくれて、母さんの手伝いをよくしてくれる子だった。父さんが病死してから炭焼きの仕事を継いだ俺の分も禰豆子は働いた。

「だから同じように働き者が好きだろう」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 23:01:14.55 ID:kZJ1f/dCO
「善逸。俺はたしかに禰豆子の兄ちゃんだけど、禰豆子の気持ちは禰豆子にしかわからない。だから好きかどうかまではわからない」
「そうか……複雑なんだな」

善逸は何やら考える素振りをして、ふと。

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 23:03:17.96 ID:kZJ1f/dCO
「禰豆子。善逸のこと、わかるな?」
「む」

こくんと頷く仕草。認識している。可愛い。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 23:06:09.07 ID:kZJ1f/dCO
「止めるな、炭治郎! 男にはなあ! やらないといけない時があるんだ!!」
「いいからひとまず刀を仕舞え善逸!!」

暫く説得して、ようやく刀を納めてくれた。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 23:09:24.70 ID:kZJ1f/dCO
「わかった。どっちが好きなのか禰豆子に訊けばいいんだな?」
「ああ」
「しかし、善逸」
「なんだよ、炭治郎」
「それを知ってどうするんだ?」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 23:11:35.53 ID:kZJ1f/dCO
「俺も……兄ちゃんも、お前が大好きだぞ」
「むー」

優しく禰豆子を抱きしめて、俺は泣いた。
家長になってから俺は弟や妹たちの前で泣かなくなった。母さんにも涙は見せなかった。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 23:17:17.15 ID:kZJ1f/dCO
「む?」
「禰豆子、下がれ!」

善逸のただならぬ雰囲気に困惑する禰豆子を下がらせて、俺は仕方なく刀を拾った。
しかし、抜けるのか。正当防衛だとしても。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 23:20:14.98 ID:kZJ1f/dCO
「霹靂……!」

刹那。激しく明滅した善逸が神速へと達した。

「一閃……!」
以下略 AAS



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