竈門炭治郎「俺も……兄ちゃんも、お前が大好きだぞ」竈門禰?豆子「むー」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 23:09:24.70 ID:kZJ1f/dCO
「わかった。どっちが好きなのか禰豆子に訊けばいいんだな?」
「ああ」
「しかし、善逸」
「なんだよ、炭治郎」
「それを知ってどうするんだ?」
「答えが俺だったらぐっすり眠れる」
「もしも答えが伊之助だったら?」

善逸は血走った目をして己の覚悟を告げた。

「そんときはこの裸猪と決着をつけるだけだ」

バチバチと紫電を身に纏う善逸は、本気だ。

「善逸、刀は無しだからな」
「ああ。善処する」
「柄に手をかけるな。刀を寄越せ」

ひとまず刀を取り上げてから、改めて禰豆子に質問をすることに。緊張の瞬間だ。
何があってもいいように身構えつつ訪ねた。

「禰豆子は誰が1番好きなんだ?」
「む!」

びしっと指差したのは、竈門炭治郎だった。

「お、俺……?」
「むー!」
「っ……禰豆子。ありがとな、禰豆子」

力強く頷く禰豆子に、思わず、涙が溢れた。


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