竈門炭治郎「俺も……兄ちゃんも、お前が大好きだぞ」竈門禰?豆子「むー」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 23:01:14.55 ID:kZJ1f/dCO
「善逸。俺はたしかに禰豆子の兄ちゃんだけど、禰豆子の気持ちは禰豆子にしかわからない。だから好きかどうかまではわからない」
「そうか……複雑なんだな」

善逸は何やら考える素振りをして、ふと。

「じゃあ、禰豆子ちゃんに訊いてくれ」
「え?」
「お願いだ、炭治郎」

善逸が頭を下げてきた。金色の珍しく髪がチカチカして眩しい。禰豆子の気持ち。
しかし、鬼となった禰豆子がきちんと答えられるだろうか。ともあれ、試してみよう。

「禰豆子」

背負い籠に声を掛けると、禰豆子は自分で蓋を開いてのそのそ這い出てきた。

「禰豆子。善逸こと、好きか?」
「む?」

やはり、今の禰豆子には難しいらしい。
キョトンと首を傾げた。我が妹ながらとても可愛らしい仕草だ。善逸の鼻息が荒くなる。

「炭治郎」
「なんだ、善逸」
「禰豆子ちゃんは可愛いな」
「ああ。本当にうちの禰豆子は可愛い」

しみじみ禰豆子を愛でても、話は進まない。


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