ギギ・アンダルシア「嘘」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2021/06/23(水) 22:53:44.48 ID:SDd2HCINO
「ハサウェイはそこのベッドを使いなさい」

彼にそばに居て欲しい、というよりも彼を近くに置きたくて私はハサウェイをホテルで同室になるように取り計らった。

ハイジャックについての聴取が終わるまでの数日間を共に過ごそうと決めていた。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2021/06/23(水) 22:56:23.25 ID:SDd2HCINO
「ギギ、散歩に行くが?」
「どぉーぞぉー!!」

憤慨して部屋に閉じこもった私を置いて、彼は散歩に出かけてしまった。なんて奴だ。
去り際、ああいう女なのか、とか抜かして。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2021/06/23(水) 23:00:00.36 ID:SDd2HCINO
「ギギ、起きて」
「んんっ……何よぉ、こんな時間に」

時刻は午前の4時前。踊り疲れて爆睡中。
日も昇っておらず、早朝というより深夜。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/06/23(水) 23:03:12.97 ID:SDd2HCINO
ズズンッと衝撃があり、電気が消えた。

「大丈夫、降りれるよ」

機械に対する直感力はハサウェイのほうがあるようで、彼の言う通り、エレベーターは非常用バッテリーで無事に3Fまで降下した。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/06/23(水) 23:07:45.05 ID:SDd2HCINO
「畜生!」
「チッ! どうしてそっちに行くんだい!?」

ハサウェイは私を見捨てなかった。
仲間の人が舌打ちして追ってくる。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2021/06/23(水) 23:13:15.63 ID:SDd2HCINO
「ガウマンか……?」

鉄の巨人を見上げてハサウェイがパイロットと思しき名前を呟く。やっぱり仲間なのだ。
リーダーの自分が命じてやらせたのだろう。

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2021/06/23(水) 23:16:04.49 ID:SDd2HCINO
「……ギギ」

ハサウェイが私の耳元で囁く。
こんな状況なのにはっきり聞こえた。
私は彼の落ち着いた声に耳を澄ませた。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2021/06/23(水) 23:17:07.99 ID:SDd2HCINO
「ハサウェイ?」
「何か?」

何か、じゃない。何を言っているんだお前。

以下略 AAS



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