C.C.「そんなお前を私は好きだぞ」ルルーシュ「どこまで本気なのやら……」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/05(月) 23:51:14.60 ID:ZtGxStuEO
「ルルーシュ。お前のぶんだ」

風呂から上がると、C.C.がひと切れだけ残ったピザを体育座りしてじっと見つめていた。
髪を拭きながら、ルルーシュは訝しげに。

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/05(月) 23:53:51.58 ID:ZtGxStuEO
「今日はどんな嫌なことがあったんだ?」

ふたりで最後のひと切れのピザを交互に食べながら、C.C.が尋ねてくる。悪意を感じた。

「良いことは聞かないのか?」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/05(月) 23:55:48.34 ID:ZtGxStuEO
「私とお前との生活に金なんて不要だ」
「しかし金がなければ生きていけない」

現にルルーシュは今日も今日とてC.C.を養うためにヘトヘトになって仕事をしている。
そんな夫を労わるように、妻はこう囁いた。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/05(月) 23:56:47.70 ID:ZtGxStuEO
「俺は別にどうなってもいいんだよ……」
「ルルーシュ……」
「金や地位がなければ、お前を守れない」

ルルーシュはとても悔しそうだったが、C.C.は幸せだった。まさに、冥利につきる。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/05(月) 23:57:23.58 ID:ZtGxStuEO
「ルルーシュ、流石の私も手が震えるよ」

眼下に見下ろすは、妻のためにクタクタになった亭主のお尻。妻の手にはタバスコの瓶。
しかし、妻より先に寝てしまった夫が悪い。

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/05(月) 23:58:03.70 ID:ZtGxStuEO
「ほああああああああああああっ!?!!」
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

飛び跳ねるルルーシュと狂喜乱舞するC.C.。
隣の部屋からはうるせーぞと苦情が飛んだ。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/05(月) 23:58:34.96 ID:ZtGxStuEO
「どうした、ルルーシュ。早くしろ」
「お前のほうこそどうしたんだ、C.C.」

わけがわからない様子のルルーシュに、不死身の先輩としてC.C.は持論を述べた。

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/05(月) 23:59:21.46 ID:ZtGxStuEO
「まったく……お前には負けたよ」

惚れた弱みとはよく言ったもので、どれだけ怒り心頭で怒髪天を衝いたとしても、どうしたって嫌いにはなれない。愛しているから。

「やれやれ。ようやくその気になったか」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage]
2021/04/06(火) 00:00:42.61 ID:ulcI0746o
やっぱりアンタか!


13:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/13(火) 11:08:37.99 ID:ZtGtQJ3h0
面白かった、乙!


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