C.C.「そんなお前を私は好きだぞ」ルルーシュ「どこまで本気なのやら……」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/05(月) 23:56:47.70 ID:ZtGxStuEO
「俺は別にどうなってもいいんだよ……」
「ルルーシュ……」
「金や地位がなければ、お前を守れない」

ルルーシュはとても悔しそうだったが、C.C.は幸せだった。まさに、冥利につきる。
そんな風に思って貰えたことが嬉しかった。

「馬鹿だな、お前は。私は死なない。そしてお前も不死身となった。そんな私たちを誰が引き裂ける? 心配するな。ずっと一緒だ」
「そうか……たしかに……俺は馬鹿、だな」

C.C.にそう言われるとルルーシュの肩の力が抜け、そのままスヤスヤ寝息を立て始める。
疲れていたのだろう。無一文になってからC.C.を養わなければならないと気が張り詰めていたのだろう。それはわかる。わかるが。

「この状況で寝るとは……本物の童貞だな」

もうてっきりその気になっていたC.C.としては非常に不満だった。欲求不満である。
どうにかしてこの童帝を懲らしめなければと、そんな使命感に駆られて、見つけた。

「ふむ……タバスコ、か」

ピザにかけたタバスコの瓶を手に取ると、蓋を開けてじっと見つめる。そして自分の胸で眠るルルーシュをうつ伏せにして寝かせた。


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