50:名無しNIPPER[saga]
2021/02/28(日) 00:17:40.45 ID:j5Vg4AXZO
小休止入ります
51:名無しNIPPER[saga]
2021/02/28(日) 10:23:46.46 ID:j5Vg4AXZO
***
一ヶ月くらいは経っただろうか。
52:名無しNIPPER[saga]
2021/02/28(日) 10:25:56.66 ID:j5Vg4AXZO
分かっていたさ。
こんな生活はそう遠くないうちに
53:名無しNIPPER[saga]
2021/02/28(日) 10:36:55.76 ID:j5Vg4AXZO
***
さて、とある帰り道だ。
54:名無しNIPPER[saga]
2021/02/28(日) 10:40:29.96 ID:j5Vg4AXZO
べしんべしんとケツに伝わる彼女の蹴りを感じながら、
何故だろう、僕はとある言葉をポロッと漏らしていた。
「学校」
55:名無しNIPPER[saga]
2021/02/28(日) 10:44:53.23 ID:j5Vg4AXZO
「教えてよ」
改めて、彼女は言った。
「君のやりたいことってなに?」
56:名無しNIPPER[saga]
2021/02/28(日) 10:49:07.56 ID:j5Vg4AXZO
何故だか自分でもよくわからないけど、
なるほど僕は、学校を燃やしてみたかったらしい。
なので僕たちは、
57:名無しNIPPER[saga]
2021/02/28(日) 10:58:12.39 ID:j5Vg4AXZO
***
と、いうわけで僕らは念入りに準備をした。
58:名無しNIPPER[saga]
2021/02/28(日) 11:00:38.15 ID:j5Vg4AXZO
朝から取り掛かったこの準備が一段落ついたのは、
もう陽も落ちかけた時刻になってからだった。
「絶好の放火日和だ」と、
59:名無しNIPPER[saga]
2021/02/28(日) 11:06:19.98 ID:j5Vg4AXZO
校舎の前に座り込んで、
転がしてあるロープを手に取る。
ライターを近くに寄せる。
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