57:名無しNIPPER[saga]
2021/02/28(日) 10:58:12.39 ID:j5Vg4AXZO
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と、いうわけで僕らは念入りに準備をした。
ちょっと前の未遂に終わった花火の反省を活かしたってわけだ。
人は成長する。
素晴らしいね。
通っていた高校と最寄りのホームセンターとの間を
何度も何度も台車で往復して、
僕らはありったけの着火剤を学校に運んだ。
ジェル状のものを廊下や階段に引いて火の通り道を作り、
固形のものは教室や部屋の中にバラまいた。
それだけでは物足りない気がして、
学校に残っていた燃えそうなものはなんでもかんでもぶちまけた。
誰かのテストの答案も。
誰かの野球のユニフォームも。
誰かの描いた絵も。
全部。
最後に油と着火剤を塗りつけた木綿のロープを
校舎の中に伸ばしておいて、簡易的な導火線の完成だ。
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