高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「ほどほどに賑やかなカフェで」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:19:25.84 ID:WHVKbw4N0
藍子「あっ……。店員さんに名前を聞かれない方がいいなら、加蓮ちゃんの名前も、違う名前でお呼びした方がいいのかもしれません」
加蓮「……それ大昔に思いついてアホやったパターンだからやめとこ?」
藍子「あはは、そうでした。でも、どうしたらバレずにいられるでしょうか」
以下略
AAS
10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:19:56.56 ID:WHVKbw4N0
藍子「それに、みなさん元気いっぱいなんです。心から、楽しんでいるっていうのが分かって……」
加蓮「分かるー。最初に注文を取りに来た時も、なんかそういう感じだったよ」
藍子「店員さんというより、友だちに持ってきてもらったような感覚でした♪」
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:20:25.20 ID:WHVKbw4N0
藍子「そんなこと言うなら……今から、いつものカフェに連れて行っちゃいますよ?」
加蓮「えー……。まあ、藍子がそういうなら。じゃあせめて、このコーヒーを飲んで、その後メニューの……これ。パフェとフルーツポンチのセット!」
加蓮「パッと見た時にこれが目に入ったんだ。そしたらそれを注文しよう、って気持ちにならない?」
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:20:59.38 ID:WHVKbw4N0
加蓮「さて……。この、ムカつくほどおいしくなかったハーブティーのことを忘れるためにも」パラパラ
藍子「そんなに口に合わなかったんですね。逆に、どんな味なのか気になっちゃう」
加蓮「何にしよっかなー。とりあえずパフェとフルーツポンチ、あとは……。今はそれだけにしよっと。藍子も食べる?」
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:21:25.77 ID:WHVKbw4N0
<はーい、いま行きますっ
<業者さんってもう来たー?
<まだです!
<店長、電話が来てるよ
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:21:55.64 ID:WHVKbw4N0
藍子「店員さん達は……店長さんも入れて、4人でしょうか」
加蓮「と、裏にいるっぽい人が1人いるみたい」
藍子「えっ。分かるんですか?」
以下略
AAS
15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:22:28.65 ID:WHVKbw4N0
藍子「たとえば、撮影の時にも、そうやって回りを見ることでスタッフさんのことが分かるようになるかもしれません。スタッフさんがこうしてほしいって思っていることとか、加蓮ちゃんなら見抜けるんじゃないですか?」
加蓮「それはまぁ、できるかもしれないけど」
藍子「ねっ? 嫌がるのは……しかたがないかもしれませんけれど、悪いことだけじゃないんですよ」
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:22:56.48 ID:WHVKbw4N0
藍子「……あっ。アイドルであることがバレちゃったのって、大変じゃないですか! 私、何を歌うかまだ決めていないのにっ」
加蓮「微妙に遅いっ。ってか決めてないって、アンタ歌うつもり満々だったの!?」
藍子「何を歌えばいいか分からないので、困るっていう意味です」
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:23:24.74 ID:WHVKbw4N0
□ ■ □ ■ □
以下略
AAS
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:23:55.11 ID:WHVKbw4N0
加蓮「罰として……おいしょ、っと!」
藍子「アイスを、そんなにスプーンいっぱいに……。それ、一気に食べられるんですか?」
加蓮「はい、藍子。あーんっ♪」
以下略
AAS
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:24:26.52 ID:WHVKbw4N0
加蓮「フルーツポンチも食べちゃお。……あれ、これ同じ味? あ、ううん。違うところもある……。へぇー」
藍子「もぐもぐ」
加蓮「……あははっ。藍子、まだハムスターになっちゃってる」
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:24:57.83 ID:WHVKbw4N0
加蓮「…………? 上の方から足音が……?」
藍子「ふわぁ……♪ あれ、加蓮ちゃん。後ろを振り返って、どうしたんですか?」
加蓮「うん、今足音が頭の後ろの方から――」
以下略
AAS
21
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:25:25.21 ID:WHVKbw4N0
藍子「ぼうっとしていたら、つい、店員さん達を目で追ってしまって……。2階席のことは、この前知ったんです。この前来た時は、1人だったということもあったからかもしれません」
加蓮「なるほどー。1人で、ねぇ。1人で……ふぅーん?」
藍子「う」
以下略
AAS
22
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:25:56.53 ID:WHVKbw4N0
加蓮「私はいいけど、そしたら藍子の分が減っちゃうよ?」
藍子「私、本当にお腹がいっぱいなんです。もし、また食べたくなったら、もう1回注文しますね」
加蓮「そっか。仕返しならしょうがない、甘んじて受け入れよう。……あむっ」
以下略
AAS
23
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:26:26.13 ID:WHVKbw4N0
加蓮「どしたの? 空になった器の中……あははっ。なにこのマークっ」
藍子「にっこりマークです♪」
加蓮「そういう名前なの?」
以下略
AAS
24
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:26:55.89 ID:WHVKbw4N0
<お待たせしましたっ
加蓮「コーヒーお願いします。オススメブレンドでっ」
以下略
AAS
25
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:27:26.27 ID:WHVKbw4N0
藍子「フルーツポンチの器の底も、店員さんの後ろ姿も。色んなところに、思いやりや、工夫があるみたい……」
加蓮「2階席の配慮とかもだし……。みんな楽しそうな雰囲気はすごく自然っぽいけど、少しだけ気にかけてるのかな」
藍子「…………、」
以下略
AAS
26
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:27:56.19 ID:WHVKbw4N0
加蓮「藍子は、そうじゃないの?」
藍子「え?」
加蓮「アイドルとしてステージに立って、目の前にはファンがいっぱいいて……。みんなが見てくれる、自分の気持ちに気付いてくれる、だからきっと伝えられる――藍子は、そんな風に信じることはできないの?」
以下略
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27
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/02/21(日) 19:28:25.81 ID:WHVKbw4N0
加蓮「ま、でもいつものカフェに比べたら、私的にはあっちの方が落ち着くけどねー」
藍子「もう。だから、そんなことは比べなくていいんです。いつものカフェが落ち着くのは、加蓮ちゃんも私も、何回も行っているから……」
加蓮「ふふっ。わざと言ってみた。ずーっとマジ話だったから肩凝っちゃってー」
以下略
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28
:
名無しNIPPER
[sage]
2021/04/28(水) 22:12:07.55 ID:ML7WaxXJo
よかった
29
:
名無しNIPPER
[sage]
2021/04/28(水) 22:12:41.35 ID:ML7WaxXJo
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