高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「ほどほどに賑やかなカフェで」
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20:名無しNIPPER[sage saga]
2021/02/21(日) 19:24:57.83 ID:WHVKbw4N0
加蓮「…………? 上の方から足音が……?」

藍子「ふわぁ……♪ あれ、加蓮ちゃん。後ろを振り返って、どうしたんですか?」

加蓮「うん、今足音が頭の後ろの方から――」

藍子「足音が頭の後ろの方から!? ……って、それなら2階席へ上る足音ではないでしょうか」

加蓮「2階席……あ、ホントだ。2階にも席があるんだ」

藍子「びっくりした……」

加蓮「?」

藍子「ううん。急に加蓮ちゃんが言い出すから、怖いお話かと思っちゃいました」

加蓮「ごめんごめんっ」

藍子「2階席には、読書用のスペースもあるんですよ」

加蓮「読書用?」

藍子「はい。本を持ち込んだり、Pさんみたいな方がお仕事をされたり。あと、いくつか本棚も用意されているようです」

藍子「店員さん達も、2階席にはあまりお邪魔にならないよう気を遣ってらっしゃるみたいですね」

藍子「ほら……加蓮ちゃん、あっち。いま、ドリンクバーを注文されていないお客さんの空になったコップに、店員さんがお茶を入れにいきましたよね。でも、2階の席には向かわないみたい」

加蓮「へぇ……。藍子、ホントによく見てるね」


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