25: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:20:40.62 ID:JU0lGUMg0
ダイヤ?「後ろからこうで」
花丸「つ、壺?」
ダイヤ?「こう!」
26: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:21:41.55 ID:JU0lGUMg0
ダイヤ?「は、花丸さんせめてルビィに会わせて! ルビィの声を聞かせてほしいの! 話させてほしいの!」
花丸(今ダイヤさんの意識があるのか? それともダイヤさんのふりをしているのか?)
ダイヤ?「どうかルビィに…せめてルビィに! ルビィを一人残したままにはできませんの、せめてルビィが寂しくないように…」
27: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:22:55.79 ID:JU0lGUMg0
ちかっちROOM
果南「あれ? 二人?」
曜「鞠莉さんがもうすぐ着くって」
28: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:24:09.02 ID:JU0lGUMg0
ルビィ『――――――ゆ!』
千歌(ひどいノイズだったが、確かにルビィちゃんは肯定した。そして、そこで電話は強制的に途切れた)
千歌「鞠莉さん……」
29: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/30(水) 11:11:11.39 ID:idrw2zS50
善子(ここからダイヤとルビィの家までは、少し歩く)
善子(LINEでは他のメンバーも行くと告げており、リリーが「にんにくをたくさん用意して!」と送ってきた)
善子(私は成田のあの予感が、的中したんだ、と気づく)
30: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/30(水) 11:13:16.28 ID:idrw2zS50
善子(いいえ、今はそんな事をしている場合ではない)
ルビィ「善子ちゃん!? 善子ちゃん…花丸ちゃんが!」
善子「ルビィ! ずら丸はダイヤと中にいるのね? よいしょっと」
31: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/30(水) 11:14:31.81 ID:idrw2zS50
ダイヤ?「泣きべそかかないんだぁ? じゃあ、今度はカラスのみなさーん出番ちゅんよー」
カァ カァ カァ カァ カァ
善子「やめろっ!」
32: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/30(水) 11:16:31.87 ID:idrw2zS50
ダイヤ?「ここに割れた壺がありまーす。いまいましい壺ですわ。私を、閉じ込めた」
善子「黙れ…」
ダイヤ?「はい、花丸ちゃんあーんしましょうねー」
33: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/30(水) 11:17:45.63 ID:idrw2zS50
ダイヤ?「チェストぉー!」
ベギリィッ
ダイヤ?「ざんねーん♪」
34: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/30(水) 11:19:59.60 ID:idrw2zS50
善子(無数のカラスの闇が視界と身体を覆いつくす中、あたたかな一筋の――――太陽の光が差し込んだ)
ダイヤ?「くっ!? まぶしい…」
善子(太陽の、光。サンシャイン――――――)
35: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/30(水) 11:22:54.08 ID:idrw2zS50
善子「主よ、主よ、黒澤ダイヤを救い給え」フラッ
ダイヤ?「ぐぇっ!? よくも、おやつにダメージを与えたな!?」
善子「ダイヤから去れ…!」
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