魔王と魔法使いと失われた記憶
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160: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/30(日) 20:44:18.07 ID:GOi8ToA6O
私は2人の会話に割り込んだ。

「ちょっといいですか」

「どうしたプルミ……プル」
以下略 AAS



161: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/30(日) 20:44:46.40 ID:GOi8ToA6O
ランパードさんの表情がさらに鋭くなっている。

「その家宝、何か特別な由来が」

「私も詳しくは知らん。ただ、特別なまじないが込められていると聞いたことはある」
以下略 AAS



162: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/30(日) 20:45:30.53 ID:GOi8ToA6O
#

「……限りなく黒だな」

エストラーダ邸を出るなり、ランパードさんが口を開いた。
以下略 AAS



163: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/30(日) 20:46:08.03 ID:GOi8ToA6O
#

「今日はお前だけか」

意外そうにジャックさんが言った。既にウィテカーさんの魔法の効果は切れている。
以下略 AAS



164: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/30(日) 20:46:35.04 ID:GOi8ToA6O
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「聖人ディオのアミュレット」
等級:2級
以下略 AAS



165: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/30(日) 20:47:03.05 ID:GOi8ToA6O
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「ベルチェル家って」

「今から30年ほど前に跡絶えた貴族だ。ロペス・エストラーダの妻がベルチェル家かは知らないが」
以下略 AAS



166: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/30(日) 20:47:30.43 ID:GOi8ToA6O
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「フローラのドレス」
等級:推定1級
以下略 AAS



167: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/30(日) 20:48:09.38 ID:GOi8ToA6O
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「……家業?」

「ベルチェル家は昔暗殺者を多く飼っていたらしいな。とすれば、これを使っていても驚かない。
以下略 AAS



168: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/30(日) 20:49:05.03 ID:GOi8ToA6O
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「どういうつもりなんですか」

開口一番、私は木陰にいたランパードさんを問い詰めた。バツが悪そうに頭を掻きながら、彼が答える。
以下略 AAS



169: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/30(日) 20:50:06.51 ID:GOi8ToA6O
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「ん、戻ったか」

モグモグとシロップ漬けのパイ「バクラバ」を食べながら、魔王が言った。ベッド横のテーブルには、コーヒーと思われる琥珀色の液体が入っている大きめのカップがある。
以下略 AAS



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