106:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:15:10.07 ID:34E8RAEK0
「オエッ!!オロロロッ!!!!!!!!!」
近くにあった窓に駆け寄ると庭に向かって胃の中のモノをぶちまけた
「しょうがなかった..しょうがなかったんだ!!」
107:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:15:41.65 ID:34E8RAEK0
「コラーーー!!!京介ーーー!!!アンタ何やってるの!!?」
「ゲゲッ!!お袋!?」
窓の下からお袋の怒鳴り声が響き渡る..
108:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:16:09.29 ID:34E8RAEK0
「フフ..トイレには間に合わなかったのかしら?無様ね...先輩」
ドン引きの表情を浮かべている加奈子と、涙目になっている俺の背後に黒猫が姿を現した
109:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:16:39.67 ID:34E8RAEK0
「こらー!!京介ー!!アンタ後でお父さんに叱ってもらうからねー!!」
窓の外からはカンカンに怒ったお袋の叫び声が聞こえてくる..
ひえええ!!窓からゲロを吐いていたことが親父にバレたら絶対恐ろしいことになる!!
110:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:17:10.56 ID:34E8RAEK0
なぜなら...
ギィィィ....
111:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:17:36.18 ID:34E8RAEK0
「アンタ..なに自分が書いたホモシナリオ黒猫に読ませて興奮してるの..?キモッ..!」
「は..はぁッ!?お前何言ってんの!?」
桐乃は心底軽蔑している目つきで俺を睨みつけた
112:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:18:04.80 ID:34E8RAEK0
「な..なんだお前突然..!!ま、まさか..さっきの黒猫の朗読..聴いていたのか!?」
「聴いていたのか?じゃないでしょ!?あんなデカい声で朗読されれば嫌でも聞こえるっつーの!!どうせアンタが黒猫に声に出してあのキモイ文章読んでって頼んだんでしょ!?」
「違う!!俺はそんなこと頼んでないし!!そもそも..ホモの話で興奮するわけないだろ!?」
113:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:18:32.17 ID:34E8RAEK0
「汚らわしい..アナタのすべてが汚らわしい..その醜悪な心で醜い文章を創り出し..お兄さんと桐乃を堕落させようとするアナタは..駆除しなければなりません...」
あやせはスカートのポケットの中に手をゆっくりと差し入れるとスタンガンを取り出した
114:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:19:01.65 ID:34E8RAEK0
「おいその辺にしとけよあやせ!!桐乃もだ!!人んちで殺し合い始める気かテメーら!!」
悪鬼と化した桐乃と暗黒面に堕ちたあやせを一喝する加奈子の叫びが廊下に響き渡った
115:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:19:29.51 ID:34E8RAEK0
「加奈子どいて!そいつ殺せない」
悪鬼を思わせる表情を浮かべた桐乃が加奈子を威嚇する..
「お..おま..!!仮にもおれはお前のお兄ちゃんだぞ!?それにそのセリフはお兄ちゃんに向けるモノじゃ..」
116:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:19:59.90 ID:34E8RAEK0
「だーかーら!!その物騒なの仕舞えつってんだよ!!いいかげんにしろよテメーら!!」
二人の悪鬼を毅然とした表情で一喝する加奈子を俺たちは羨望の眼差しで見つめていた..
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