677: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/28(金) 00:32:13.39 ID:q2vbU3s6o
まったく油断はしていなかった。
だが念動力と同じく、気功弾も目に見えない攻撃である。
しかもほとんど予備動作が無い。射線を見抜くか思考を読まなければ回避は困難だった。
678: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/28(金) 00:33:20.06 ID:q2vbU3s6o
弟子「あれ……?」
弟子「ここはどこだ? 超能力者はどこに行った?」
開拓者「お前が勝利した」
679: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/28(金) 01:35:20.61 ID:q2vbU3s6o
3試合目 魔物ハンター(湾岸要塞) VS 達人(砂漠のカジノシティ)
輪郭の不自然な男は、黒いユニコーンにまたがって現れた。
680: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/28(金) 01:36:56.59 ID:q2vbU3s6o
砂漠のカジノシティの宣伝映像は、富裕層をターゲットにしたラグジュアリーな施設とサービスの紹介だった。
ナレーション「私達の町が誇る屈強な武道家たちがあるゆる危険からゲストを守ります」
映像が終了。
681: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/28(金) 01:38:57.70 ID:q2vbU3s6o
魔物ハンターも武器を振り回してはいるが、雑な攻撃が達人に当たることはない。
達人(急所が存在しないのか?)
達人(ならば、威力を上げてみよう)
682: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/28(金) 01:41:21.79 ID:q2vbU3s6o
死んだ。
観客の誰もがそう思った、次の瞬間。
魔物ハンターの傷口が塞がり、達人の腕を拘束する。
683: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/28(金) 01:42:04.77 ID:q2vbU3s6o
達人「がはっ……!」
幻精霊「あれれ?」
684: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/28(金) 01:42:56.06 ID:q2vbU3s6o
光の塊が巨大な拳に触れると、拳も光に変わり、塊へと吸い込まれていった。
幻精霊「回収ー」
グネグネ
685: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/28(金) 01:47:14.40 ID:q2vbU3s6o
1か月前、城塞の都で船員と再会し、共同生活の準備のために開拓事務所に一旦戻った時のこと。
使者「どうも」
開拓者「うおっ!? なぜここで待ち構えているんだ」
686: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/28(金) 01:48:15.42 ID:q2vbU3s6o
そして現在。
開拓者「あの魔物は幻精霊と呼ばれていた」
開拓者「知っているのはそれだけだ」
687: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/28(金) 01:49:25.99 ID:q2vbU3s6o
家政婦「先生より強い魔法使い……はぁ、どうしよう」
家政婦「あっ、開拓者さん。あたし、どうすれば……」
開拓者「だから俺に聞くなよ」
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