高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「紫陽花のカフェで」
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:54:50.85 ID:vJp6Bzj50
藍子「加蓮ちゃん。照れくさくても恥ずかしくても、そういうのはちゃんと、加蓮ちゃんがやりましょう?」

加蓮「……それはそうかもしれないけど……あれ?」

藍子「?」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:55:21.08 ID:vJp6Bzj50
<トントントントン
<トントントントン

藍子「〜〜♪」

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:55:51.31 ID:vJp6Bzj50
藍子「あの、加蓮ちゃん。とても言いづらいことなんですけれど……」

加蓮「んー?」

藍子「……実は私も、加蓮ちゃんが濡れるといけないと思って、加蓮ちゃんの分のタオル、持ってきちゃいました」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:56:21.12 ID:vJp6Bzj50
加蓮「で、ここに来て藍子からの分が1枚増えました……」

藍子「ご、ごめんね? ……あっ。それならこのもう1枚のタオルは、今度、加蓮ちゃんが困った時まで取っておきますね。もちろん、濡れたり困ったりしないのが1番でしょうけれど……」

加蓮「レッスンの後に汗を拭く時だって使えるもんね。じゃあ、そうしてくれる?」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:56:51.39 ID:vJp6Bzj50
<トントントントン
<トントントントン

藍子「〜〜♪」

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:57:21.37 ID:vJp6Bzj50
「あはは、仰る通りで……。でも、加蓮さんのことも、すごく綺麗に見えましたよ」


加蓮「はぁ?」

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:58:21.20 ID:vJp6Bzj50


□ ■ □ ■ □


以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:58:51.56 ID:vJp6Bzj50
加蓮「何食べる?」

藍子「じゃあ――あれ? 限定メニューがまた増えてる……?」

加蓮「この前はライチのブレンドジュースだっけ?」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:59:23.90 ID:vJp6Bzj50
加蓮「んー? 様々な出来事を経た加蓮ちゃんにとっては、過去のことなんてもうからかいネタでしかないんだよ?」

藍子「前半だけ聞くとなんだか格好いいのに後半で台無しになってますっ。それに、その……からかいネタ? は、周りの方が困っちゃうと思いますよ」

加蓮「……やっぱり?」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 18:59:51.31 ID:vJp6Bzj50
藍子「やっぱり、私にはマスターなんて早かったみたい。これからは……カフェ見習い、くらいにしようかな?」

加蓮「藍子が見習いなら私は何になるのよ」

藍子「し…………入学生?」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 19:00:51.48 ID:vJp6Bzj50
加蓮「私、死体の役ってちょっと憧れてるんだよねー」

藍子「はい!?」

加蓮「ほら、サスペンスドラマの被害者役ってあるじゃん。あれってすぐ直前まで生きてる人だったり……あ、殺されてから何日か経ったってパターンもあるっけ」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 19:01:21.78 ID:vJp6Bzj50
加蓮「死んだばっかりの人は、どんなことを思うのかなって。前に幽霊役はやったことあるけど、あれは死んだ後に時間が経ったって設定だし……」

加蓮「それはそれで考えれることが色々あったけど、死んだばっかりの、それもほんの少しの時間」

加蓮「人って、何を思うのかな――って」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 19:01:51.69 ID:vJp6Bzj50
藍子「それから私が言おうとした言葉は、"死体"ではありませんっ」

加蓮「じゃあ何だったの?」

藍子「…………今事務所で流行っている漫画と、それに影響された未央ちゃんが小さな子たちとごっこ遊びをしているのを見たのを、覚えていただけなんです」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 19:02:20.80 ID:vJp6Bzj50
加蓮「あはははっ……おっかし。あーもう、笑ってお腹痛い……!」

藍子「……笑えてよかったですねー加蓮ちゃん。じめじめした気分がこれで吹き飛ばせましたよー」

加蓮「あははっ、すっごい棒読みになってる! ごめんごめん、笑ってごめんってば――」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 19:03:21.52 ID:vJp6Bzj50
>>27 度々申し訳ございません。下から2行目のセリフを修正させてください。

誤:<なんか楽しそう……!
正:<なんだか楽しそう……!

以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 19:03:51.29 ID:vJp6Bzj50
……。

…………。

加蓮「おっ。来た来たっ」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 19:04:21.02 ID:vJp6Bzj50
藍子「いただきます♪」

加蓮「いただきます」

藍子「もぐもぐ……」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 19:04:51.56 ID:vJp6Bzj50
加蓮「小さい頃さ、……はいはい身構えないの。小さい頃に、雨が降った時に空を見上げて口を大きく開けたりしなかった?」

藍子「加蓮ちゃんも? 私もやったことがありますっ。でも、雨は美味しくないし、ずっと見上げていたら目に入って泣きそうになっちゃって――」

加蓮「まぁ私じゃなくて窓から見えた小学生がやってたんだけど」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 19:05:21.31 ID:vJp6Bzj50
……。

…………。

「「ごちそうさまでした。」」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 19:05:51.04 ID:vJp6Bzj50
藍子「加蓮ちゃん?」

加蓮「いや……そういえばさっきも――あ、これ、入れっぱなしにしてたんだ」

藍子「それって……。紫陽花の花びら? ううん、折り紙でしょうか。加蓮ちゃんが折ったんですか?」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/14(日) 19:06:21.41 ID:vJp6Bzj50
藍子「でも、この紫陽花はくしゃっと潰れてしまっています……」

加蓮「ずっとポケットに入れたままだったの、忘れちゃった」

藍子「みなさんと一緒に作った、ちいさなお守りだったのかも?」
以下略 AAS



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